レカ郎写真記


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...... 2018年04月10日 の日記 ......
■ 国鉄の忘れもの   [ NO. 2018041001-1 ]



国鉄からJRになって30年が経過しました。鉄道車両は基本30年が寿命の基準とされていますので、国鉄型だけでなく、JRで導入した車両までが廃車を迎える時代になっており、JR形車両が二周目に入ろうとしているわけですね。そうなると次車両を置き換えて三周目に入る時は半世紀が経過した後ということになるわけです。

さて国鉄終焉がだんだん遠い過去になりつつある中西の里信号所で見つけたのが国鉄の忘れものです。
土木関連のコンクリートで出来た杭のようなものかと思われますが、ここに今もきっちり国有鉄道と刻まれていました。
いつここに埋められたのかは不明ですが、千歳線が現在の路線に切り替わってからなのは確かでしょうね。そうなると最低でも50年近く前になるでしょうか。千歳線が切り替わってしばらく経ってから埋められたものであれば30年40年といった感じでしょうね。

上の部分が欠けて鉄筋が出ていますので、もしかすると本来もうちょっと長くて「日本国有鉄道」と書いてあった可能性もありそうです。

コンクリート製ですがそこそこ風化して来ていて文字が読めなくなる日もそのうち来そうな感じがします。

廃線跡などもそうですが、こうした国鉄時代の忘れものを見つけるとちょっと得したような気分になってしまいますが、国有鉄道と刻まれた杭の向こうをJRの車両が通過していく、これが現在の姿なわけです。  出来ればこういう時は一番新しい733系に来てほしかったような・・・。

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