今日は北海道中央バスの新車を1台。 今日ご紹介するのは北海道中央バス千歳営業所所属の札幌200か4901、いすゞエルガ・ノンステップです。
このクルマは先月導入になった新車のうちの1台。今年も数多くの新車がお目見えしている中央バスですが、そんな中同じクルマでも話題になっているのが千歳へ配備されたこのクルマ。千歳の新車配備は2000年代前半、おそらく04年のエアロミディ以来かと思われますので、14年ぶりの新車配備となりました。
一見すると他のクルマと混じってしまえば営業所表記が特にあるわけでもないですので分かりにくいんですが、回送表示にすると千歳や江別など第一観光バス委託の営業所の場合フォントが若干異なりますので、それで千歳のクルマだなというのが分かります。
千歳へはこのクルマが初のノンステップバス、そしてAT車ともなりました。厳密に言えばビーバスがあった頃は日野ポンチョを運用していましたので、ポンチョが初ノンステ車ではあるんですが、一般路線車としては今回が初となります。
急行便など札幌までの路線を持つ千歳のクルマらしく2人掛け中心のロマンス仕様となっています。
今までは大曲のクルマが急行便に入ると千歳や恵庭市内でも290系を見ることはできましたし、私も何度か急行便で290系に当たっていますが、千歳へ配備されたことで千歳市内の路線や新千歳空港にも290系が姿を現すようになりました。
札幌事業部で現行エアロスター、エルガ、ブルーリボンが入っていないのは江別や岩見沢だけでしょうかね。
ところで今回の千歳、ご存知の通り中央バス本体がグループ会社の札幌第一観光バスに委託を行って中央バスの業務を行っているわけですが、こういう場合新車導入をすると中央バスが導入して一観に渡すのか、一観が全額を出して導入するのか、中央バスと一観で折半するのかというのが気になるんですね。そもそも所有権がどっちにあるのかというのも気になります。
中央バス千歳営業所とはいえ一観の営業所なので中央バス表記のクルマも一観が所有しているのか、中央バスが一観に業務委託を行っているので車両も中央バス持ちで一観には貸し出しているような形になるのか、この辺りにも関わってくるのではないかと思うのですが、私としてはおそらく一観の持ち物になっているのではないかと思うんですね。江別も千歳も共に中央バス本体とは放送機器が異なっていたりLED表示のフォントが異なっていたりして独自の仕様になっているので一観持ちなのかな?と。 |
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