今日は夕張鉄道から1台。 今日ご紹介するのは夕張鉄道野幌営業所所属の札幌22か2715、日野ブルーリボンです。
このクルマは96年夕鉄が導入した大型ショートのブルーリボン。YOUカラーの発注車では最初で最後のクルマとなっています。 ショート車ですが、フルサイズ車同様ハイバックシートを搭載している辺りが夕鉄らしい点でしょうか。
元々は野幌営業所に配備されていたものですが、14年に本社へ転属となっています。しかし今月に入り再び札幌200か2197と交換で野幌へ戻ってきています。
かなり前、本社へ転属する少し前にこのクルマをとらえることができ、その際ご紹介したこともありましたが、本社へ行ってしまってからは夕張市内で主に走っているような感じでしたから、もうこの貴重なクルマには夕張に行かない限り会えないのだろうと思っていたところ、再び野幌へ戻って来ていました。
最近観光マスクの札幌200か2197が急行便に入っている姿を目撃していて、野幌へ転属して来ていたはずだし、春に野幌で見たなと思っていたんですが、これで納得です。
さてこのクルマ、本社に転属してから車体更新と改造を行ったようで、幕式だった表示機をLEDへ改めたほか、側面に関しては最近同じような改造を施されたクルマがちらほら見受けられるように、元々夕鉄の発注車特有のポイントでもある車体に楕円形の表示機を設置していたものを撤去、この部分を埋めてしまい、変わりに3枚目の側窓を潰して新たにLED表示機を設置する改造を受けています。なので3枚目の窓がちょっと違和感ありという状況になっていますし、車体にあった表示機が埋められ何事もなかったかのような状況となっていて、外観に若干の違いが出ています。またリアにも新たに表示機を設置されています。
96年式のこのクルマにこれだけコストをかけて改造しているということはまだ現役続行ということになりそうです。
ちなみに先日夕鉄のブルリが1台牽引で廃車回送されている場面を見かけました。部品がかなりはぎとられたような状況になっていましたが、一体どのクルマが廃車になったのか気になるところです。 |
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