大型各社ではここ1、2年で大型、中型トラックのモデルチェンジを行っています。その1つが今日ご紹介の三菱ふそうスーパーグレート。 昨年5月に販売開始となったこのクルマは、スーパーグレートとしては2代目となるもので、21年ぶりのモデルチェンジとなりました。 様々な安全装置が取り付けられたほか、左側の死角の歩行者などを検知して警告するアクティブサイドガードアシストを国内初で導入しています。
フロントマスクは、初代はマイナーチェンジごとにヘッドライトがどんどん細くなっていったのに対し、2代目では再びライトが大きくなりそのヘッドライトにはLEDバルブが採用になっています。 キープコンセプトといったモデルチェンジという感じですが、目つきが変わったことでフロントマスクは多少の変化が感じられます。
大型車はトラックがモデルチェンジをし、その数年後バスがモデルチェンジをするというパターンが多いですから、次のエアロクイーン、エアロエースのヘッドライトはスーパーグレートと同様のものが採用になり、このクルマのような目つきになるのでしょうかね。
初代の最終モデルでは大型バス同様に全AMT化されていましたが、こちらも同様かつ大型貸切、高速型バスと同様のマルチファンクションレバーが採用されています。
ところが、今年中旬になってなんと一部モデルにMT車が登場。少しの間国産の大型車で唯一のMT車となっていた日野セレガ、いすゞガーラですが、三菱ふそうがここにきてMT車を改めて再販したことで再びMT車が若干なりとも息を吹き返した形になっています。
スーパーグレートは14年でMT車を全廃していますが、4年も経った今MT車を改めて再設定したということはユーザーからの根強い声があったのかもしれませんね。 なにせMT車を再販するとなるとAT車には必要のない部品を改めて作らなければならないわけですから、そう簡単には行かないはずですものね。 となると大型バスにもMT復活という可能性も今後あるのかな?なんてちょっと思ってしまうんですよね。
今後色々な場面でこの新型のスーパーグレートが採用され目にすることになると思いますが、どういう車両に採用されるのかちょっと楽しみでもあります。 |
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