今日はジェイアール北海道バスの新車を1台。 今日ご紹介するのはジェイアール北海道バス厚別営業所所属の札幌200か5008、三菱ふそうエアロスターです。
以前JHBの新車を見かけたと記事でご紹介しましたが、その時のクルマがこの5008でした。その5008は厚別に配備になっていました。今回は5004〜5008までとまとまった台数で厚別に配備され、その影響でKL代のクルマを中心に徐籍となったものが出ています。
既に琴似、手稲に配備されたものがJHB初、札幌地区初の2PG規制車となっています。そしてこの厚別に今回配備されたものが厚別初の2PG車となりました。
先に導入になった分のエアロでは標準尺で導入されていますので、長尺で導入になったのはこの厚別のクルマが初ということになりますね。
そして今年の新車から試作を行ってきた右左折やブレーキ時に注意喚起をする文字盤が正式採用になっています。見た瞬間「うわ〜懐かしいな〜」と思ったんですが、まず札幌地区では札幌市営が長らくこのブレーキランプとウィンカーに連動して作動する表示機を採用していました。今でも元市営車で民間移譲されたクルマに残っている個体がありますが、続いて90年代から北海道中央バスで採用され始めました。ただ中央バスでの採用は短く、90年代末期の新車には既に搭載されなくなっています。 中央バスでその表示機をつけたものが全廃し、元市営のクルマも残り僅かになり、そうした表示機の類はもう過去のものになるんだろうなと思っていたところ、JHBで新たに採用になったというのはちょっと驚きました。 これまで札幌市営や中央バスで採用になったものはもちろん電球式ですが、今回JHBが採用したものはLEDによるものなので、見た目が変わっていたり、ハッキリ表示が見えたり、運転席背面の他中ドア付近にももう1つついていて後部からも見えるようになっている特徴がありますが、基本的には札幌市営、中央バスで導入した実績のあるものとそう変わらないようです。まあこれらの事業者が過去に導入したものの近代版といった感じでしょうか。
なぜ今になってこうした表示機をJHBが採用することにしたのか謎ですが、JHBの表示機をきっかけに、他社にも波及することがあるんだろうか?なんて思ってしまうんですよね。
さらに運転席周りのモニター類も増えたり見直しが行われているようなので、外から見た感じではさほど変わりなく見えますが、中身は結構変化が出ているというのが今年の新車のようです。
このエアロスターで採用になった表示機などはジェイバス車にも採用になるんでしょうかね。その辺りも気になりますが、JHBではここ数年安全面に相当コストを費やしていて、かなり気を使っているなと感じます。 |
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