
今日は夕張鉄道から1台。 今日ご紹介するのは夕張鉄道本社所属の札幌200か2690、日野セレガFMです。
このクルマは10年に夕張鉄道へ移籍してきたもの。元は仙台市交通局が空港連絡バス向けとして導入したもの。道内では空連バスを公営事業者が運航しているという例はあまりないのでちょっと珍しい感じがしますが、クルマ自体もセレガFMということで、そんなクルマが夕鉄入りしたことで夕鉄初のセレガFMとなりました。日野車のヘビーユーザーである夕鉄ですが意外にもFMはそれまで保有してなかったんですよね。 セレガですが合掌ワイパーで2分割窓というのがFMらしい点です。
仙台市営時代から見るとフロントのウィングマークやドア横の車外スピーカー、フロントガラス左端のセレガロゴがなくなっています。
さらにこのクルマ、91年式という古参車中の古参車。夕鉄入りした時点で19年落ちでしたが、現在では27年落ちですからね。30年近いクルマということになりますし、91年式であれば初代セレガの初期も初期といったクルマですから、全国的に見ても数少ない初代セレガの初期車ということになるのではないでしょうか。夕鉄も94年式など他社では「え!?」となるような古参車を今も現役で運用していますが、それを上回る、現役車では夕鉄一古いクルマがこのクルマということになります。
たださすがに最近は札幌急行線などにあまり入らず、夕張市内のローカル路線中心のようであまり札幌でその姿を見ることがなくなってきました。 最近では札幌急行線向けに移籍車が新たに登場してますし、石勝線夕張支線廃線の見返りに夕鉄にバスが新しく入るようなので、このタイミングでこのクルマや幕式で残る94年式などの古参車が一掃されてしまうのかもしれませんね。
鉄道の見返りに入るクルマですが、利用状況や路線の規模から考えると江差線代替バスのようなポンチョなど小型車で入るのかな〜なんて思うんですが、スクールバスも兼ねる場合があるのでそうなるとポンチョでは微妙な感じなんですよね。となるとレインボーUあたりでしょうかね。 |
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