レカ郎写真記


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...... 2018年11月22日 の日記 ......
■ 夕張線を行く日高線向けヨンマル   [ NO. 2018112201-1 ]


来年3月に廃線となる石勝線夕張支線ですが、現在5往復の列車が運行されています。先月夕張線を訪ねた時その5往復中1往復分を撮影することが出来ました。
1往復「分」というのは、上り1便下り1便の撮影だったため。
もうちょっと撮りたかった感じもしますが、便数がこれではちょっと無理ですね。

今日はその中からの1枚。夕張線を行くキハ40 350番台です。
ご存知350番台は日高線向けの車両。日高線は3年前から鵡川ー様似が災害で不通となっており、そのうち先日日高門別ー様似の廃止が事実上決定してしまいました。もうあの海辺を走る姿や末端の区間では砂浜に線路を敷いたような実に不思議な区間を列車が走るというシーンも見られなくなるのは残念な限りですし、復旧したらまた撮影に行ってみたいなと思っていただけに悔いの残る形になってしまいましたが、その影響で日高線向けのヨンマルが余っているということで、苫小牧運転所管轄エリアにこうして日高線向けのヨンマルが出現しているわけです。

まあ夕張線で苫小牧管轄と言われてもちょっとピンと来ない感じはしますけどね。それほど大きな運転所ではありませんが、夕張から様似、室蘭エリアまでと広範囲に渡ってカバーしているんですよね。

不通になって職場を失った日高線向けのヨンマルが来年廃止の夕張線を行く、なんだか感慨深いものがありました。

さてこのキハ40 355、昼の便でも撮って乗ってもいるんですが、どうやら夕張線に入ったヨンマルは1日夕張線を往復している感じのようですね。確かにこの本数では1両投入するだけで十分間に合います。
運用としては朝入って1日運用して追分で停泊し翌日もちょっと運用をこなした後千歳→追分→苫小牧と帰る感じになるでしょうか。
それにしても日高線向けのヨンマルは内部を見たことはあったものの運用中のものに乗ったのは初めてでした。初めてだったのがなんと夕張線とは・・・。

そしてこの355、4年ほど前に日高線を訪れた際、日高幌別ー東町で撮ってる車両でした。まさか再開が夕張線になるとは・・・ですが、この4年の間にほんと色々ありすぎました。

載るのが目的ではなくあくまで普通に移動手段として清水沢ー南清水沢で乗ったんですけどね。てんやわんやしているうちにすぐ着いちゃって車窓からの景色も車両の内部もろくに見る余裕なく降りた感じでした。

ま、欲を言えば日高線向けのヨンマルではなく、700番台に来てほしかったかなと。

この350番台も不思議なものですね。キハ130がキハ40の置き換えで日高線へ入ったのに、そのキハ130が老朽化で再びこの350番台に置き変わっているわけですからね。

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