
塗装を一新したキハ261系1000番台、今やあれほどいたキハ183系を凌ぎJR北海道の気動車で最大数を誇るまでになった他、つい先日も川崎重工から函館まで新車の甲種回送が行われ、現在も増殖が続いています。 大所帯になったキハ261系1000番台ですが、2年ほどかけて行っていたのがカラーリングの変更。最初はほとんど見かけなかったものの、現在では逆に元々のカラーを見かけなくなってきました。
今日の写真は先日撮影したものですが、8両のスーパー北斗全車が新カラーで統一されています。カラー変更に加えて新車の導入でも新カラーは数を伸ばしていましたので進行も早いわけです。 実はこの撮影の少し前にも同じようにS北斗を撮影しているんですが、この時も全車新カラーでした。以前だと編成内に1、2両旧カラーが混じっていることもありましたし、何本かキハ261系の列車を撮っていればどこかで1両くらい見かけたものですが、現在はほぼ見かけなくなってしまいましたので、もう全車新カラーになってしまったのかもしれませんね。 まだ新製からさほど経っていない、塗料も馴染んでいないような車両もあったはずですから、それを剥がして塗り直してしまうというのはちょっともったいない気がします。
それにしてもこうして新カラーが出揃うまでになってもやっぱりこの新カラーはいいと思えないんですよね〜。どうも不評のようですし。なぜこうしてしまったのか・・・と。 元々ステンレス車体の銀箱なのに白が多いので景色と撮ってもあまり映えないというか溶け込んじゃうんですよね。しかも先頭車側面はロゴなどが一切なくさびしいですし。 私としては見慣れてる見慣れないを差しい引いても絶対前の方がよかったと思うんですよね。なぜこうなった・・・と。
さてカラー変更は終わっていますが今日の写真の車両、まだHMが幕式でした。カラー変更と同時にLED化も行うということではないようです。 いっぺんには無理だからなのかもしれませんが、一方ではキハ261系基本番台でもLED化を行っていますからね。その辺の基準がよくわかりませんん。
その0番台も何気にもうすぐ20年目。早いものであと10年もすれば置き換えの時期を迎えるはずですが、その時後釜となるのは1000番台なのでしょうかね。キハ183系でもなしえなかった全気動車特急キハ261系1000番台化を成し遂げてしまうことになるのでしょうか。 |
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