
最近静かなブームになりつつある旧士幌線の糠平ー幌加にあるタウシュベツ橋梁ですが、先日見る機会がありました。 といっても対岸の展望台からなんですがね。
このタウシュベツ橋梁は旧士幌線のさらに旧線にあった橋梁で1955年の糠平湖完成に伴い士幌線の付け替えが行われ廃止されたものです。糠平湖の水位によって見えたり見えなくなったりする橋梁ですが、近年風化や地震などの影響であちこちが崩れだし、そろそろ崩壊してしまうのではないかと言われています。 6月頃から沈み始め、10月頃にはみえなくなってしまうようですが、再び出てくるのは1月頃とのこと。ただ今回は運がよかったのか見ることが出来ました。確かに上の方が出てきただけで下の方は見えませんものね。 ただ見た感じなんだか一部落ちてしまっているような感じもします。水没期間中に崩れてしまったのかもしれません。 もうちょっと出てこないとなんともいえないですね。
この橋梁、実質18年しか鉄道橋としては役立っていないんですよね。18年で湖底に沈むことになったというのはあまりにも早い話。計画にそもそも無駄があったのではないかと思ってしまいますが、いずれにせよ貴重な北海道の財産と言えるのは間違いないでしょうね。
ほんとは近くから見たいところですが、どうもアクセスするのが結構大変なようですので無理かな〜と。それで展望台から見たんですが、この展望台、デッキがあって見やすくなっているという感じではないですし、ちょうどいいところに杉か松の若木が出て来ていて結構邪魔なんですよね。早めに除去しておかないと展望台からタウシュベツ橋梁が見られなくなってしまうかもしれません。 |
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