現在函館本線山線と石北本線の除雪を担当しているラッセル車のうちの1つがノロッコカマの編成。どうやらよほど巡り合わせがいいようで、私が回送の撮影に出ればノロッコカマのラッセルに当たってばかりですが、先日撮影に出た時のものがこちら
またしてもノロッコカマでした。タイミングが良すぎるのか、それとも現在山線のラッセルはノロッコカマだけで行っているのかのどちらかになろうかと思いますが、それにしてもよく当たります。
さてノロッコにはDE15を機関車にしている富良野・美瑛ノロッコ編成の他にDE10を機関車にしている釧路湿原ノロッコ編成が存在しますが、そのカマがこちら
なんと釧路湿原ノロッコカマが現在札幌運転所の入れ替えを担当しているではありませんか。なのでこの日この場所で2機のノロッコカマとも目にすることが出来たんです。 どうやら先月キハ261系を函館から牽引して来て以来札幌運転所に居座っているようなんですが、ノロッコカマが入れ替えする733系、そう見れる光景ではないでしょうね。蒸気が立ち上るところを通過していたため、なんだか温泉地で撮ったような感じになってしまいました。
区名札などが抜かれていて所属不明状態になっているんですが、DE10やDE15の廃車が進む中、残っているカマは所属地に関係なく必要な所にどんどん回して使っているという感じなのでしょうかね。
でも流氷ノロッコって機関車不足からやめたんじゃなかったでしたっけ?と思ったりして。 このカマも本来はこんなところで地味に入れ替え業務をしているのではなく、釧網本線で流氷ノロッコの牽引に当たっているはずなんですけどね。私もこのカマに出会ったのは流氷ノロッコ以来でしたので、10年以上ぶりの再会となりました。 現在はキハ54が後を引き継いでいますが、ノロッコじゃないと意味がないようにも思いますし、観光客もキハ54ではノロッコほど喜ばないと思うんですよね。 JR東のようにもっと本格的なトロッコ風の車両をキハ40辺りを用いて作る必要があるような気がします。
この両方のノロッコカマ、おそらく釧路ノロッコの方が札幌運転所で入れ替えしている横をラッセルで富良野・美瑛ノロッコのカマが通過して行く、顔を合わせるというシーンが展開される場合もあろうかと思いますが、本来はまず顔を合わせるもの同士ではないですよね。 普段いることがないであろう場所で顔を合わせることがないであろう者同士が顔を合わせる、なんかすごいシーンが実は今展開されているのでは?
ところで札幌運転所と言えば・・・というDE10がいたはずですがどこへ行ってしまったのでしょう。以前はほとんどの場合稲穂駅横辺りに入れ替え機関車が留め置かれていたはずですが、しばらく見ていないんですよね。以前ならキハ183系やキハ283系で使っていない車両がダァァっとつなげられて留め置かれていたシーンもありませんし。久々に見た札幌運転所に随分変わったなという印象を受けました。
さてここで当写真記のおまけですが、大体のラッセル回送時刻の調査が終わりましたので、ちょこっとご紹介しておきます。 列車の運行が遅れていた日もあるので大体の目安としてお考えください。また私が撮影した地点での時刻で全ての駅の通過時刻ではありませんのでご了承ください。
札幌15時頃発(5番線) 桑園15:03 琴似15:05 発寒中央15:07 稲穂15:15 朝里15:32(※1)
※1 全体的に5〜10分延で運行中で確認
なお小樽方面では今後調査と撮影を検討していますので、調査が完了してから改めてご紹介したいと思っています。 |
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