
この冬は明るい時間帯に小樽までの回送を行っている函館本線山線のラッセル車ですが、ようやく小樽方面への撮影が終わりましたので。 しばらくノロッコカマばかりやって来ていたのですが、ここ最近になってノロッコカマが今度はぴったり来なくなりました。もしかすると2、3編成を一定の期間で石北本線専属と函館本線専属というのを回しているのかもしれませんね。ノロッコカマばかりやって来ていた時期はノロッコカマが山線専属になっていたということなのかもしれません。ということは今石北へ行くとノロッコカマがラッセルを担当しているということになるのでしょうか。そして代わりに石北をしばらく担当していたカマが山線へ回って来たということなのでしょうかね。 私は長万部まで入った後1泊して翌日戻って来るのかなと思っていたんですが、日帰りで朝に苗穂に戻って点検整備などを受けた後、午後に小樽・小樽築港へと回送されてまた夜に仕事へ向かうというちょっとハードな行程をこなしているような感じがします。そうじゃないとノロッコカマばかり当たるということはさすがにないでしょうからね。 もうそろそろラッセルも定期運行が終了になってしまうのではないかと思っていますから、この光景ももう少しで見納めになってしまうかもしれません。春の足音が遠くから聞こえてくると共にラッセルが本線上から去ってゆく、そういう季節になってきました。
さて以前述べたように小樽方面のダイヤをちょこっと掲載しておきますね。もうすぐ終わってしまいそうな時期ですが。
上り・南小樽 15:37(ただし全般に3〜5分遅れが出ている中で確認)
下り・南小樽15:52 (おそらく小樽発は15:50分と思われます。)
さて来季はまたDE15で線路維持が行われるのでしょうか。そして同じように日中回送するシーンを札幌圏で見ることができるでしょうか。なにやらJR北では新しいラッセルの開発と投入の計画があるらしいので、DE15で見られるのは今年や来年がいいところという感じになってしまうのではないでしょうかね。 DE15、DE10の廃車を進めると現在担当している運転所での入れ替えや配給列車の牽引、ノロッコ号の牽引などが困ってしまうことになるのではないかと思うのですが、入れ替えや配給列車はHD300やそれに準ずるものを導入して対応することになるのでしょうかね。 ノロッコに関しては廃車にしてキハ40辺りをちょこちょこっと改造してお茶を濁す感じになってしまうとかでしょうか。機関車らしい機関車もそろそろ終焉が目の前に来ているのかもしれませんね。
さて今日の写真ですが先月撮ったものを。この日は気温が低く雪が降ったりやんだりだったので雪煙りが舞いやすく、ラッセルしてるかのような状態で撮れました。作業していればもっと迫力があるんでしょうね。 |
|