レカ郎写真記


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...... 2019年03月18日 の日記 ......
■ 一変した札沼線   [ NO. 2019031801-1 ]



北海道医療大学までの電化から早いもので8年となる札沼線。電化直後は電車が札沼線を走っている姿がどうも信じがたい感じでしたが、未だにどうもこの光景には慣れません。気動車時代が長かったですし、気動車に気軽に乗れる路線として認識していましたからね。
それにしてもキハ141の撤退からも8年になるんですね。早いものです。

今日の写真ですが、札沼線を行く721系のもの。一変したのは電化だけではなく、ほとんどの列車が6両で走っているということ。3両編成の方が少ないですものね。札幌圏の他の線区でそんなところは快速エアポートを除いてありません。
それだけ需要があるということにもなりますが、確かに日中でも結構乗っている光景を目にします。函館本線や千歳線でも6両編成が日中に走っているという場面を以前よりは見かけるようになりましたが、見るとスカスカで走っていることが多いですからね。この差は歴然です。

札沼線と言えば電化前は高架化というのがありましたね。20年ちょっと前は地上の単線を走るのが札沼線でしたが、今は太平の手前まで複線の高架ですからね。複線化で本数が急激に増えたのを今も覚えています。大体20分に1本というスタイルはこの頃出来上がったものだったと記憶していますが、この20年ちょっとの間札沼線はほんとに大きく変わったなと感じます。一方で対照的なのが北海道医療大学から先ですね。来年には夕張支線に続いてこちらも廃線となってしまいます。片方は大躍進し、片方は衰退しきって廃線ですからね。特に浦臼ー新十津川は全国一列車本数の少ない区間ですからね。札幌側とはほんとに対照的で同じ路線とは思えません。
まあこれは札幌周辺ばかりが発展して他はどんどん衰退して行っているという道内の現状を表した縮図のようなものなのかもしれませんね。

さてこの札沼線、意外にも札幌ー桑園が単線のままなんですよね。今日の写真がそれで、札幌方向から桑園駅へ進入してくる場面なんですが、通称北線とよばれるこの区間、函館本線に属する区間ですが、ここだけは複線になっていないんです。なので桑園駅で札幌方面行きと石狩当別方面行が列車交換を行っているわけですが、あいの里公園から先も単線ながら、この単線区間をなんとかすればもうちょっと列車の本数が増やせそうな感じなんですけどね。ただ高架の上で他に手の打ちようのない札幌ー桑園だけはずっと単線のまま複線化されることってないんでしょうね。

それにしてもこの札幌ー桑園間は列車の頭上がものすごいゴチャゴチャですね。

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