
札幌市電ではシングルアーム式パンタグラフへの交換が進められていますが、そうした中昔ながらのZ型パンタを載せている車両がまだ健在です。ラッピング車はほぼZ型ですが、標準カラーの車両はシングルアーム化されているものも多い中、一部にまだZ型が残っています。
210型や220型、250型はシングルアーム化されているものがある中、240型はラッピング車、標準カラー車共にパンタは車体更新を行った241号以外未改造のままとなっています。
ただ元々240形はビューゲルで落成していますので、Z形パンタでもまだオリジナルの姿じゃないんですよね。なのでシングル化されているものはビューゲル→Z形パンタ→シングルアームと2度も載せ替えを行っていることになるわけです。 241号から更新工事に入っていますので、随時同じような改造が行われZ形が消えてゆくことになるかと思いますが、やっぱり札幌市電と言えばZ形パンタなんですよね。
昨年は市電100周年でしたが、50周年の時のように花電車を走らせたり擦るような盛大なイベントは行われませんでしたが、今思うとせめてZ型パンタの車両を1、2両くらい復刻旧カラーにするイベントくらいあってもよかったかもしれませんね。 |
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