先日は北海道中央バスの変化をご紹介しましたが、今日はそのダイヤ改正を前に廃止になった路線を2つほど。
このダイヤ改正では2つの路線が廃止になりました。そのうちの1つがこちら
白石営業所が管轄していた創75系統です。この路線は札幌駅北口とJR白石駅を結んでいた路線で、国道36号、環状通、東北通、白石中の島通を経由していました。 月寒に公務員宿舎が新しく出来たのと同時に開設され、創成川通を経由して劇団四季の裏を通るという路線でしたが、少しずつ減便されこのダイヤ改正で廃止となりました。 中でも月寒東2条1丁目停留所は東77系統の月白線が廃止と同時に消滅した停留所でしたが、数十年の時を経て、また場所を東北通に変えて復活した停留所でしたが、再び廃止となってしまいました。
札幌市内のバスは発着する地下鉄駅の頭文字を取って系統番号につけていたり、中にはJRの駅名から取っていたりすることもありますが、この創75は札幌駅北口で発着しているにも関わらず、創成川から1文字取った創75となっていたちょっと珍しい系統番号の路線でもありました。
札幌駅とJR白石駅はジェイアール北海道バスでもJR白石駅北口を結ぶ路線があったり、経由する場所には他にも路線があったりするため乗客が伸び悩んでいたのかもしれませんね。 まだ開設になって数年だったのであっという間の廃止はちょっと残念です。
さて2つ目はこちら
2つ目は大94系統です。 こちらは上野幌循環通を経由して大谷地駅と大曲通北を結んでいました。 同じく大谷地駅を発着し緑ヶ丘団地を結ぶ大92の裏の路線というような位置づけで、途中大92と重複している区間が結構ある関係で大92のサポート的な役割も担っていましたが、昨年ぐらいからダイヤ改正の度に減便されついに廃止となってしまいました。
いつ開設になったかはちょっと私は把握していませんが、大92系統からするとそれほど古い路線ではなかったような気がします。 大曲通北で発着するのではなく、緑ヶ丘団地、もしくはさらに先の三井アウトレットパークを発着点にしていたら運命は変わっていたかもしれませんね。
最近の動きとしては廃止数年まえぐらいから減便を繰り返し最終的に廃止になるというパターンが多いので、この春ダイヤ改正を乗り切ったものの、大きく便数が減った路線は今後廃止の可能性がある路線ということなのかもしれませんね。 |
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