
今日は札幌ばんけいの路線車を1台。 今日ご紹介するのは札幌ばんけいの札幌200か3547、三菱ふそうエアロミディ・MKです。
このクルマは15年に札幌ばんけいが導入したU代のエアロミディ。見ての通り側面に乗降口案内の幕式表示機がついていることから元神奈川中央交通出身のクルマと分かりますが、このクルマがちょっと特殊なのは直接神奈中から来ていないということ。 神奈中を徐籍された北鉄能登バスが導入し運用していました。その後北鉄能登バスを徐籍され札幌ばんけい入りしているため、札幌ばんけいが3社目という移籍に移籍を繰り返したちょっと珍しい移籍中古となります。フロントの乗降方法を示す方向幕は埋められていますが、こちらは北鉄能登バス時代に行ったものでそれ以外はほぼ今も原型と留めています。
道内でも神奈中からのエアロミディがまとまった台数で入ってきたことがありますのでお馴染みのクルマではありますが、多くは車体の小窓は埋められてしまいましたが、こちらはそんな中珍しく残っているクルマですね。
こちらも95年式のU代ということで札幌ばんけいに渡って来た段階で20年落ち。そろそろばんけいでも徐籍され3社を渡り歩いたこのクルマも最後を迎えることになるのでしょうね。 ちなみに95年式のエアロミディであればジェイアール北海道バスなどで導入したエアロミディと同期生ということになるでしょうか。ただこのクルマが北海道にたどり着いた時にはもう同期は全廃状態でしたので、北海道の地で再会することはかないませんでした。 |
|