
17年3月より道央圏への転入を果たした789系0番台。今年の冬が道央で過ごす2度目の冬になりましたが、今年の冬はなんと言ってもトラブルが多かった・・・。毎日のように担当するライラックが臨時特急となり、789系1000番台による代走が行われていました。時にはトラブルが重なって2編成も運用を離脱ということもあり、今季はほんとに苦戦を強いられた789系0番台でした。 私もよく同じ時間のライラックやその回送を撮ったり見たりしていましたが、「また1000番台か」というほどでした。ということは、代走に出される1000番台も大変だったということになりますね。双方で車両に余裕がないような状況にもなっていたのではないでしょうか。
1000番台の方はそれほどトラブルというのは聞きませんでしたが、なぜ0番台ばかりトラブルが相次いでいたのでしょう。 元々青函で使っていた車両ということはあるにせよ、製造の段階で道央圏転用は考慮されていたはず。 ただ先輩の785系や後輩の789系1000番台ではトラブルがあまり起きていないとなれば、0番台特有の何かがあるということになるわけですね。 この辺りを洗い出して改善していかないと冬が来る度に同じことを繰り返してしまうことになります。 1000番台よりも古い車両で言ってしまえば青函からの中古車になるわけですが、1000番台とは年式的には5年程度しか開きがありませんので、何がこの差を分けているのか気になるところです。
さて今日の写真はそのライラックの回送列車を撮ったもの。この時は0番台で来ましたが、次にこの列車を撮ろうとした時は1000番台でした。
冬が去ってからはトラブルも収まっているようですが、0番台も1000番台も大変な冬となってしまいました。 |
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