レカ郎写真記


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...... 2019年04月20日 の日記 ......
■ 減りゆくツーハンドル車   [ NO. 2019042001-1 ]



JR北海道でワンハンドル車が初めて導入になったのは721系。以来ワンハンドル車がどんどん増え、気づけば残りが少なくなってきました。全車ツーハンドル車だったのが今ではキハ40、キハ54、キハ183、キハ150など限られた車両になってきました。最後にツーハンドル車が導入になったのは今はなきキハ160でしょうかね。ただマスコンが回転式から前後に動かすレバー式に変わっています。

さて今日の写真はキハ40の運転台を撮ったもの。同じキハ40でも会社や地域が違うと基本的には同じものの、ついてる装置が色々と違っているものです。

ツーハンドルも去ることながら、機器類の塗装が手術室の壁のようなグリーンというのもなくなりましたね。

狭い空間に機器類がびっしり詰め込まれているほか、サンバイザーや扇風機までついています。整備する時は大変そうです。
でもこのブレーキ弁を自由自在に扱って少ない揺れでぴたりと停止位置に止める技をここから見て子供が感激するわけですが、ワンハンドル車にはそうしたものってないですからね。味気ないです。

放送装置は北海道中央バスと同じクラリオン製のものがついています。なので流れる合成音声も同じですね。ただこのキハ40がワンマン化された当初は現在のような放送装置は当然ありませんから、8トラのデッキがついていたのでしょう。
ワイパーがエア式というのも今では限られた車両だけになったものです。

このキハ40も置き換えが正式に決まり、H100が本格導入されるとのこと。そうなるとこうした昭和、平成と駆け抜けた車両も令和の時代に淘汰され消えてゆくのでしょうね。ツーハンドル車は令和時代の結構最初の方には完全になくなってしまうのかもしれません。

今ではツーハンドル車を運転出来ない運転手すらいる聞きますからね。時代は変わりました。

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