
今日は北海道中央バスの路線車を1台。 今日ご紹介するのは北海道中央バス平岡営業所所属の札幌200か2378、いすゞエルガノンステップ・CNGです。
このクルマは09年に連番の2377と共に導入なったCNG車のうちの1台。 中央バスにおけるCNG車の導入は98年以来11年ぶりとなりました。改めてCNG車が入ったため、今後も増えて行くものかと思いましたが、この2台以来導入は途絶えています。
さてこちらのクルマ、札幌市内の特に平岡営業所管轄エリアではおなじみのクルマではありますが、最近になってオリジナルカラーから一般カラーへ塗り替えられてしまいました。 昨年秋頃に連番の2377が一足先に一般色になり、直後の模様をこの場でもご紹介したことがありましたが、すぐに2378も同じように塗り替えられるのだろうかと思っていたところ、半年程度2378はオリジナルカラーを貫いてきました。比較的最近もオリジナルカラーを纏っているのを見かけていたんですが、先日見たところ、2378の方も御覧の通り一般色になっていました。 これでCNGオリジナルカラーは消滅してしまったことになりますが、中央バスではハイブリッド車もオリジナルカラーから一般色に塗り替えたり、新車導入の際は一般色で入れていますが、カラーリングを統一したい狙いがあるらしいんですね。中央バスらしくないとかいう天の声のために。ただこうしたちょっと特殊なクルマの場合はオリジナルカラーでもいいように思うんですよね。札幌市営バスもCNGやノンステ車はオリジナルカラーだったりしましたし、首都圏などでもそうしたものが見受けられます。ちょっと特殊なクルマには個性があってもいいように思うのですが、中央バスではそれは認められないようです。
さてこちらのクルマ、一般カラーになってもなにか違和感を覚えてしまいます。一般カラーになったため他のエルガノンステップとなんら変わりないはずなんですが、なにか妙な違和感を覚えてしまうんです。それはルーフにガスタンクが乗っているからというだけではなく、特にリアを見るとなんか変だなという感じがするんですがそれが何かが分からないんです。
導入から今年で丸10年となり、そこそこ車体にも痛みが見られましたから、車体更新に合わせて塗り替えられたのでしょう。 CNG車はタンクに期限があるためディーゼル車よりも短命に終わってしまうことが多いですが、このクルマはあと何年活躍することができるのでしょうかね。
納車直後に営業所内で試運転か訓練運転をしている場面を見ているんですが、そんなクルマももう車体更新の時期になってしまったんですね・・・。 |
|