
今日は北海道中央バスから1台。 今日ご紹介するのは北海道中央バス月寒営業所所属の札幌200か5207、三菱ふそうエアロエースです。
このクルマはおそらく昨日、今日辺りに稼働開始になったものと思われる新車で今回の新車で中央バスとしてはAMT搭載モデルのMS0系エアロエース初導入となりました。そしてマイナーチェンジを行った19年版エアロエースももちろん初導入。2月に販売開始になっているようなので、もしかすると道内第一号では?と思ったりするんですがどんなものでしょう。
ここのところエアロの導入が途絶えていた中央バスですが、同じMS0系でもモデルを1つ飛ばしての導入となりました。
今回の新型車ですが、顔つきが大きく変わりました。これまで何度かマイナーチェンジが行われてきましたが、フロントマスクに大きな変化が出たのは初めてではないでしょうか。 フロントの灯火類がウィンカー以外全てLED化されたことにより、ヘッドライト形状が大きく変わったため顔つきに変化が出ています。以前よりヘッドライトが小さくなりましたし、フォグランプはさらに小さくなっています。見た感じコーナリングランプはないのでしょうかね? またこれによりバンパー形状も変更になっています。特にフロントのミリ波レーダー照射窓は以前より分かりにくい形となりました。 また今回のモデルからアクティブ・サイドガードアシストが搭載され、左後輪前にミリ波レーダー照射窓を設け左巻き込み対策をとっています。画像では少し分かりにくいかもしれませんが、トランクリッドのノブ部分のさらに後輪側にもう1つ黒い部分があるのがミリ波レーダー照射窓です。 細かい点ですが、これまで中央バスのエアロにはなかった右ミラーにアンダーミラーが追加で装備されるようにもなっています。
またフロントマスクの変更によるものでしょうか、フロントの赤帯が細くなり、さらに若干湾曲した形状になりました。
リアオーバーハングのエンジンルーバーが公式側から消えているというのも特徴の1つでしょうかね。
シートはこれまでの中央バスにはあまりない黄土色系のものが使われていますので、プロラインのヨーロッパ仕様ではないでしょうか。退色しやすい色なので避けられるシートカラーなんですけどね。
直射日光で分かりにくかったんですが、リアはシグネチャーライトがついていないような感じでした。プロラインならシグネチャーライトはオプションのようですから、中央バスでは装備していないのかもしれません。
これまでエアロの導入が途絶えていた中央バスですが、その分モデルチェンジ後のこのモデルがまとまった台数で入ることが考えられます。これからはこのフロントマスクのエアロがどんどん増えて行くことになるのでしょうね。 でもMS8系まではここまでの形状変化というのは行われませんでしたから、もはやマイナーというよりキープコンセプトのフルモデルチェンジと言ってもいいのかもしれません。 |
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