
今日は北海道バスから1台。 今日ご紹介するのは北海道バスの札幌230あ931、三菱ふそうエアロクイーンTです。
このクルマは北海道バスへ系列内移籍で入った98年式のクイーンT。元は阪急観光バスで活躍していた個体です。
元々は北海道バス入り直後は北海道バスが新規開設した長距離路線バスのニュースター号向けとして使われていたもの。そのためフロントの行灯はLED表示になっており、後部トイレつきという仕様になっています。 同じように都市間車向けで導入になったクイーン1やセレガGDなどが多数存在していましたが、本格的な3列シートの路線仕様車が揃うまでの場つなぎ的な存在で比較的早いうちに高速路線車から貸切車に転身しており、現在は貸切車として活躍しています。 ただ一方では転用されずに廃車となってしまった個体も存在するので生き残れた幸運の車両とも言えるかもしれません。
北海道バスの所属する東京バスグループでは低年式車にこだわって車両をそろえており、北海度バスも例外ではなく、新製配備こそ少ないものの、本州から低年式のクルマが次々系列内移籍してこれらMS8系を置き換えていっていますので、98年式のこのクルマもそろそろ置き換えとなってしまうかもしれませんね。 |
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