
現在北海道はラベンダーの季節になっています。ということで今年もフラノラベンダーエクスプレスが2往復体制で運行しています。昔はもっと色々あったリゾート列車の設定ですが、今唯一残るのがこのフラノラベンダーエクスプレスなんですよね。スキー列車も流氷特急も消えてしまいました。
この時期限定で札幌ー富良野の直通列車が運行になるとも言えるわけですが、今年もクリスタルエクスプレスが元気な姿を見せてくれています。 ノースレインボーの方は特急列車、特に宗谷線特急の代走でちょいちょい走ることはありますが、クリスタルはほとんど出てきません。この時期を逃すとほとんど走行シーンを見ることができないようなものです。
ということでクリスタルが出てくるようになってからちょいちょい撮影しに出ています。 この列車、上り列車の江別ー札幌間がえらく遅いんですね。なので落ち着いてじっくり狙えるメリットがありますが、乗ってるお客さんからするとなんだこの遅さは!?という感じではないでしょうか。特に森林公園ー厚別はノロッコ号以下の止まるんじゃないかというほどの低速で走っています。
とはいえこのクリスタルもそうですし、ノースレインボーもそうですが、あと1、2年の命ではないかと私は見ています。というのも現在川重でキハ261系が製造中のようなんですが、どうもこれが噂のリゾート列車向けのキハ261系ではないかと思えるのです。まだキハ183系置き換え用のキハ261系が継続的に製造されるようですが、タイミング的にこれがあの奇抜な色のリゾート用のものではないかと思えるのです。
であれば今年中に落成して来年1年試運転期間があったとしても最速で2年後くらいにはキハ261系にリゾート編成が置き換えられてしまうのではないかと思うんですね。なのでここ1、2年が勝負なのではないかと見ているんです。 百年記念塔も近く解体されてしまうようですし、これら未来のないもの同士のツーショットを厚別の跨線橋辺りで撮っておくというのもいいのかもしれません。
でもやっぱりイメージのイラストしかまだ出ていませんが、あの奇抜なカラーリングのキハ261系とクリスタル、ノースを比べるといかに当時の車両デザイン、カラーリングセンスが今よりよかったかがよく分かります。 ここ最近特にどうしちゃったの?というようなデザインやカラーリングが多い気がするんですよね・・・。ハッキリ言ってちゃんとしたデザイナーとかいるんだろうか?と思ってしまいます。 |
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