
今日は道南バスから1台。 今日ご紹介するのは道南バス洞爺営業所所属の室蘭200か420、三菱ふそうエアロクイーンVです。
既にこの場でも何度かご紹介していますが、このクルマは道南バスが2000年頃に道南バスが導入したもの。元々は小田急箱根バスが94年に新製導入したものです。 新製から10年前後で道南バスにやってきたクルマですので、既に道南バス時代の方が長くなっていますね。
道内では今でも希少なエアロクイーンVですが、それが路線車となると今ではおそらく全国で唯一の生き残りとなればこのクルマぐらいなのではないでしょうか。
今年で25年目を迎えたクルマですが、令和になった今年も現役でした。 94年式のU代ということで廃車になってもおかしくない年式ですが、あまりハードな使われ方をしてこなかったのか25年目もヘッドライトをLED化してもらって元気に活躍しています。
今はこうした乗ってみたくなるようなクルマがないですからほんとに貴重な1台です。 バスフェスティバルが今日札幌で開催されましたが、このクルマを展示に出してもいいぐらいではないでしょうかね。おそらく二階建バス同様の高い目線に感動する人は少なくないはずです。 個人的にはスイングドアが後ではなく前にスイングするのがいいな〜と思うんですよね。
きちっと固定で走っていれば1度くらい狙って乗ってみたいなと思うのですがね。このクルマは十分商売になるクルマではないでしょうか。
なおこのクルマはこれだけのクルマにも関わらず、道南バスの本拠地室蘭に所属したことがないんですよね。それもまた珍しいのではないでしょうか。
バスもこうした夢のあるクルマが製造されていた時代に戻ればいいんですけどね。 |
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