先日3回目の旧士幌線幌加駅へ行って来ました。まさか1年以内に3回も行くとは・・・。最初が初冬、次が今年の春先、そして今回は秋となりました。夏だけ行ってないんですよね〜。
幌加駅周辺は道内でも屈指の寒い場所である糠平源泉郷よりさらに標高が高い場所にあるため既に晩秋という感じで紅葉は終わりごろでしたが3つほど写真を。まずはこちら
幌加駅から十勝三股方向に少し行ったところにある第五音更川橋梁です。 列車が通らなくなって40年以上になりますが、今も線路さえ敷けば使えそうなほど鉄道施設がこうして残っているのは素晴らしい限りです。 ここは周りにカバノキ類が群生していますので、紅葉が見ごろの時はさぞかしきれいなことでしょう。私は冬と春先しか行っていないので木の葉が生い茂っている時はどうなっているのか、3回も行っていて未だ見たことはありませんけどね。
続いて幌加駅です。
ポイントのある場所ですが、3回目にして初めて知りました。このポイント、レバーで動かすことができるんです。私はてっきり固定されているものだとばかり思っていましたが、ちょうど居合わせたガイドの方に「それ動くんですよ」と教えられてやってみたところ、かなり重いですが動かすことが可能です。 廃線跡でもこうしたポイントが稼働状態になっているところは少ないですから、貴重な体験ができる場所です。ただ整備などがされていないので重たいですけどね。ちょっとグリスアップなどをしてあげたくなります。
なお先ほどの橋からここまでは線路跡が散策路になっているんですが、バラストどころかところどころに忘れ去られた枕木が埋まっているので、そうしたものを見つけながら歩くのもなかなか面白いです。
幌加駅ホームです。 ここも紅葉の時期はさぞかしきれいなのでしょうね。もう散ってしまっていますが。 なおこの辺り一帯歩く時には鹿の糞がいたるところに落ちているので足元に注意が必要です。 下草も短くなっていますが、これは草刈りがきちんと行われているのか、それともシカが草刈り機の如く食べてこうなっているのかは不明ですが、おそらくシカかな〜という感じがします。 |
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