 今日はニセコバスから1台。 今日ご紹介するのはニセコバス本社所属の札幌200か5269、日野ブルーリボン・ノンステップです。
このクルマは10月にニセコバスが新製導入した2PG代とみられるブルーリボン・ノンステップ。
私が把握している限りだと、ニセコバスで大型フルサイズの路線車を新製導入したのは92年導入の札幌22か1563以来になるのではないかと思うのですが、これが最後だとすれば27年ぶりの新車ということになるのではないでしょうか。 ニセコ町内で最初この姿を見た時ちょっと驚いたのと、本体である中央バスからの転属車ではないかと思ってしまいました。
大型フルサイズのノンステップ車としては初導入、おそらく中央バス同様にAMTでの導入ではないかと思われますので2ペダル車としても初、もちろん290系としても初ということで、初めて尽しの1台となっています。しかもN尺ではなく長尺のQ尺での導入です。
いすゞではなく日野車を選択しているのはニセコバスらしい点ですが、これでもしいすゞ車であれば、ニセコバスにおけるいすゞの路線車は相当久々になるか、初になるかぐらいだったかもしれません。
ナンバーから見て、この少し後の番号でジェイアール北海道バスの新車が登録になっていますから、10月頃の登録と納車ではないかとみられます。 テールライトがLEDになっていますので、2PG代の後期型になりますが、中央バスの新車が5200番台末期から5300初期にかけて登録になっていますから、本体中央バスより先に後期型のクルマを導入していることになりそうです。
それにしても30年近くぶりのフルサイズの新車、最近町内の一般路線はなくなったし、便数も減る一方という中、ニセコバスは入っても中型車だろうなと思っていただけにちょっと驚く1台でした。
この時はユナイテッドシャトルで運用になっていましたが、一般路線でも入ることがあるのでしょうかね。 注目はその行き先表示。日本語の方が小さく表示されていて外国のような表示内容になっています。これもニセコらしいと言えばニセコらしいのかもしれませんね。
ちなみに行き先表示で言うと、おそらく中央バス平岡営業所のクルマではないかと思うのですが、先月導入になった新車のうち行き先表示がフルカラーLEDというクルマを見かけました。試験導入ではないかと思われますが、今後本採用になるか、試験で終わってしまうのか気になるところです。
なおこのクルマが入ったためでしょうか、1台レインボーRJに離脱が出ていました。 |
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