
先日JRから発表になった来年3月のダイヤ改正の内容に、区間快速いしかりライナーの廃止というものがありました。 発寒など通過駅での人口が増え需要が見込まれることから、いしかりライナーを廃止して全て普通列車にしてしまうんだそうです。確かにこれだと列車の本数を新たに増やしたりしなくていいですものね。 ただ関係のない人にとってみれば所要時間が余計にかかってしまうことにもなるわけで、関係ない人からすればどうなのかなという感じもしないわけではありません。
また区間快速は地元民でも「ん?」となるほど複雑なのも問題でしたね。札幌を堺に快速になったり普通になったり、手稲から先が普通とか、江別から先が普通とかややこしい部分も随分ありました。 私としては昔のように札幌ー小樽間の快速はマリンライナー、札幌ー岩見沢間の快速はいしかりライナーと分けた方が分かりやすくてよかったのになとずっと思っていましたが、そういうややこしさもあって廃止になってしまうのかもしれませんね。
ただマリンライナーが廃止になって随分になる中、生き残ったいしかりライナーまで廃止になることで、札幌圏からエアポート以外の快速が消えることになるわけです。大都市とはいいませんが、ある程度の都市なのにエアポート以外の快速がないというのもどうなんだ?という気はするんですがね。 これにより、もしかすると手稲、小樽方面へ快速で行きたいという人がエアポートに集中して常時激混みになる可能性もありそうです。また車内が混んでいる、時間がかかる、運賃が高いといった理由から、地下鉄に流れる乗客層も出そうな感じがします。
というわけで今日の写真は区間快速表示を出す721系を。この姿も3か月ほどで見られなくなってしまうわけですね。記録するなら今のうちで、特にこれからの車両である733系は廃車になるまでをトータルで見ると初期の頃にしか運用していなかった列車ということになるので、こちらの記録が結構大事になってくるかもしれませんね。 |
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