
先日区間快速いしかりライナーが来年3月のダイヤ改正で廃止になるとご紹介しましたが、もう1つスーパー北斗も3月のダイヤ改正で北斗に改められ、スーパーの冠がついにとられてしまうようです。
そもそも私はいち早く全列車がスーパー化されたおおぞらについで、すべてキハ283系に統一したならわざわざスーパーをつけて差別化する必要はないのでは?と思っていましたし、一連の不祥事で特急や快速エアポートの130km運転が中止された際、全列車わざわざスーパーと名乗らなくてもいい状態なのにさらに減速まで行われてこれだとキハ183系時代のおおぞらや北斗と車両が違うだけでなんら変わりないのではないか、なんら特別感のない列車がスーパーを名乗るのにふさわしくないのではないかとずっと思っていたのですが、ついにスーパーが取られる時が来たようです。 まだ詳細の発表がないのでなんとも言えず、今の段階ではS北斗の話ししか出て来ていませんが、含みを持つ表現をしていることから、もしかするとS北斗だけでなく、Sおおぞら、Sとかちもスーパーが没収されてしまう可能性もありそうです。
先行でS宗谷、Sカムイから既にスーパーの冠が没収されていますが、もし残る全てのスーパー特急が対象ならば、30年近くに渡り道内で運行されてきたスーパー特急は2020年に終焉を迎えることになりそうです。
スーパー北斗として登場したキハ281系は廃車までの残りの期間を北斗で過ごすことになるわけで、長い歴史の中でも北斗として運行されるのは短い期間になりそうですから、記録しておきたいですし、逆にこれからの車両であるキハ261系に関してはこれから刻んでゆくキハ261系の歴史の中でスーパー北斗と名乗っていた時期が初期の短い間だけになりそうなので、こちらも同時に残された期間内で記録しておきたいものです。
今後何十年か経った後、キハ261系に変わる車両が華々しくデビューした際には、もしかすると差別化を図るために再びスーパーを名乗る列車が登場するかもしれませんので、とりあえず一旦スーパーの肩書は返上するといったところでしょうか。 |
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