レカ郎写真記


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...... 2020年01月29日 の日記 ......
■ D51 560号機 その2   [ NO. 2020012901-1 ]
先日ご紹介した室蘭観光協会、旧室蘭駅横に置かれているD51 560号機の続きです。

このD51、先日ご紹介したように展示方法もなかなか面白く、キャブにも自由に出入りできるという太っ腹な公開方法を取っていますが、さらに暗い時間帯になると変化が出ました。



先日ご紹介したぶんを撮っている時は点いていなかった天井の照明が点いている、こんなことまでしてくれるんだなと思いつつ前に回ってみるとなんとヘッドライトまで点いているではありませんか。
旧室蘭駅舎とのコラボをと狙ったものだったんですが、ヘッドライトが点くことでより現役時代を思わせる感じになっています。

ということで、すぐそばの斜面にある階段、室蘭産業会館跡地になりますが、室蘭八幡宮に通じる階段を上がって上から撮ってみました。



旧室蘭駅舎とD51 560号機です。
撮影時間からすると16時に照明やヘッドライトが点くようです。
旧駅舎が現役だった時代、ここからこういった光景がみられたのでしょうかね。

ということで、夜も狙ってみました。どの道夜もバルブで撮ってみようとは思っていたんですが、ヘッドライトが点くのであればなおさらです。



駅ではなく、機関庫にいるという風に見ればそれなりに見えます。
両側ではなく片側にしかキャブへの階段がないのがまたいいですね。階段がない姿をこちら側から撮れますので。
こうしたヘッドライトまで点灯するようなことをしている静態保存機ってどのくらいあるでしょう。少なくとも道内にはそんなにない気がします。これもヘッドライトが壊されるきちんと残っていたから出来ることですね。



正面からも撮ってみました

天井の照明がLEDなので鋭いLED光が撮影時にはちょっと気になりますが、現役のような姿がそこにありました。




ナンバープレート類も。
苗穂工場というプレートが誇らしいです。できれば区名札も入れてあげたいところですが、場所によっては区名札っぽいものを描いていたりするので、そういう方法もありかなと。

これまでは青少年科学館という比較的しっかり管理できる場所に保存されていました。開館時間外は近づくことが出来ない場所にあったため、部品類も壊されたり盗まれたりしないでこれたわけですが、旧室蘭駅横に移設後は24時間見ることができるものの、自由度が上がった反面破損や盗難のリスクが上がったことにもなります。
破損や盗難によってキャブ内への立ち入りができなくなったり、残念な姿になってしまったり、その結果状態が悪くなって解体されたり、グルっと柵で囲まれて撮るのが困難になってしまうなんてことがないことを願いたいものです。
個人的にはやはり心配なので観光協会の営業時間外はキャブを施錠してもいいのではないかと思うんですがね。

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