
今日は道南バスから1台。 今日ご紹介するのは道南バス室蘭東営業所所属の室蘭200か1061、日産+西日本車体工業96MC・B−T.ノンステップです。
このクルマは17年に道南バスが導入したKL代のクルマ。UAなのでスペースランナーの名称が与えられていたら、スペースランナーUA・ノンステップとなっていたところでしょうかね。
元々は03年に関東バスが導入したもの。関東バスではB1127の車番が与えられていたもので、道南バスではさほど手を入れずに使われています。 前乗り仕様から中乗り仕様に変わったことで、車外灯が前ドア上から中ドア上へ移設されています。
関東バスの移籍車と言えば他に北海道拓殖バスでもおなじみですが、かなりの台数で関東バスのクルマが道内へやって来ているのではないかと思われます。
それにしても道南バスは日産車が多いですね。日産車って正直バス事業者では嫌われる傾向が多く、導入しない事業者があったり、導入しても少数派だったり、あるいは何ヵ所かの営業所に集約されていたりすることが多い中、道南バスでは群を抜いて日産車が多くなっています。単に日産車が多い関東バスから移籍中古車を調達しているだけではなく、発注車でも昔から日産車が多い傾向にありますし。高速車などでも富士重工R21Mを導入していたり、モデルが西工のネオロイヤルにシフトしてからも導入していたり、長距離路線車で三菱ふそうのエアロクイーンではなく、スペースウィングAで導入していたりしますから、日産車のヘビーユーザーといってもいいのかもしれませんね。もしかすると道内一の日産ディーゼルユーザーなのかもしれません。 |
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