
今日はジェイアール北海道バスから1台。 今日ご紹介するのはジェイアール北海道バス厚別営業所所属の札幌200か621、いすゞエルガ・ワンステップです。
このクルマは01年にJHBが新製導入したエルガ・ワンステップ。 前年までのいすゞ車は富士重工R17E架装のクルマで導入していたJHBですが、00年にキュービックからエルガにフルモデルチェンジとなり、JHBでは翌年01年からエルガを初導入しており、このクルマはその初導入となったうちの1台となります。
JHBでは5台のエルガを導入していますが、手稲と厚別に2台ずつ、1台が札幌という配属となりましたが、そのうち手稲に入った619が後に琴似へ転属しています。
フルモデルチェンジとなったいすゞ車ですが、中味は前のモデルを色濃く残しており、エンジンは同型のV8エンジンを搭載しているため、見た目は変わっていてもエンジンの音などはキュービック末期の頃とさほど変わりない内容となっています。
この頃は発注内容もバラバラで、JHBではN尺のワンステのV8モデルで導入していますが、北海道中央バスではフルサイズではなく大型ショートのLTで導入しているためV8エンジンは搭載しておらず、ステップもツーステップ、中ドアが折り戸、じょうてつでは標準床のツーステップに長尺のQ尺でV8エンジン搭載で中ドアがワイドドアと、札幌市内路線3社で仕様がバラバラで観察すると色々面白かったものです。
さてこのクルマも今年で早くも19年目となり、同じ札幌200か600番台で登録され同期に導入になった日野ブルーリボンシティが昨年廃車を迎えました。前年に導入になっている00年式のいすゞ車はほとんどが今では廃車されており、次の廃車対象はおそらくこれらJHBが初めて導入したエルガになるのではないかと思われます。
まだ全車生きていますが、20年目を迎えるこの1、2年でもしかすると廃車となる可能性がありそうです。エルガまでもが廃車される時代になって来ているというわけですね。 |
|