レカ郎写真記


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...... 2020年03月08日 の日記 ......
■ キハ183系一般車に挟まれて   [ NO. 2020030801-1 ]



昨年引退したクリスタルエクスプレス、その後特に動きはなかったものの、ではクリスタルはどうなったのか。
現在クリスタルのダブルデッカーであるキサロハ182だけがキハ183系の一般車に混じってエンブレムを取り外すこともなく苗穂運転所内に留置されています。
本線から見やすい場所にあるため列車内から見たという方も多いかと思いますが、キサロハが一般車と混じっているという光景も今までなかなか見ることができなかった組み合わせです。ただ同じキハ183系なのであり得ない組み合わせではないんですよね。随分前にノースレインボーにキハ183系の一般車が増結で混じっていたのを見たことがありますが、クリスタルでも出来るはずです。

で、そこで気になるのが他の車両はどこへ行ったんだ?ということ。苗穂構内を見ても姿がなく、工場の解体線で解体されいるのかと思えばそういうわけでもないようで、死語で言えば他の車両がドロンしてしまった状態です。
ではその行方はと言えばなんと3両は函館にいるようなんですね。昨年11月にキサロハ以外の3両、クリスタル初期のメンバーだけで函館へ廃車回送されているんです。おそらく長らく籍を置き拠点としていた苗穂ではなく、函館で解体され最後を迎えることになるのだろうと思いますが、ではなぜキサロハだけが苗穂にあるのでしょう。

函館へ行った3両だけ保存などの動きがあるのか、それともキサロハだけ保存などの予定があるのか。こういう廃車方法はあまり見たことがないので実に不思議なんですが、苗穂で解体しない理由もよく分からないんですよね。

それにしてもクリスタルは保存運動などが全く起きていません。ニセコエクスプレスは保存することになりましたが、クリスタルではそのような話は聞こえてこないんですね。もしかしてクリスタルはそれほど愛されていなかったのだろうか?と思ってしまうのですが、他のキハ183系に比べて走行距離も少ないでしょうから、函館へ行った初期の3両だけでもどこか私鉄で買い取って活用してもらえないものかなと。本州の鉄道会社なら古くなったクリスタルでも上手に活用してくれるはずでしょうし。

それにしても改めて見るとキサロハのミニラウンジ側妻面って面白い形をしてますね。カシオペアの両端車にも通ずるデザインのような感じがします。ルーフの形状を見ても24系のような感じがします。

思い切ってキサロハなので客車で使うというのは・・・ないでしょうね。キサロハだけ苗穂にあるというのは、今後製造するという観光型キハ261系に組み込むという計画が・・・あるわけないですよね。

キサロハもさることながら、一緒にいるキハ183系の動向も気になるところです。みんなそろって使われていない車両なんですよね。中にはキハ183唯一のとかち色になったキハ183−406も混じっているんですがね。

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