
今日は道南バスから1台。 今日ご紹介するのは道南バス室蘭東営業所所属の室蘭200か737、三菱ふそう+富士重工RE17Eです。
このクルマは11年に道南バスが導入したU代のクルマ。元々は95年に関東バスが導入したもので、関東バス時代はC2002という車番が与えられていました。 なおC2001は北海道拓殖バスに移籍しています。
全国的に見て三菱ふそうMPと富士7Eの3ドア車という組み合わせは大変希少な存在で関東バスでも2台しか導入例がないようですが、2台とも北海道へ渡っているという点が面白い点です。
純正ボディだと初代エアロスターの末期に当たるクルマでしょうか。
11年に導入後室蘭200か714で一旦登録されたのち、ほどなく札幌営業所へ転属となり札幌200か3095へと登録変更されていますが、それも長く続かず、比較的早い段階で再び室蘭へ戻り今の室蘭200か737へ登録されています。
札幌ではスクールバスでの使用となりますので、方向幕は固定されていましたが、室蘭へ戻ってからは一般車となりLED化されています。 なお室蘭ナンバーへ登録変更された後もしばらく札幌に居続けてから室蘭へ戻っています。 この時期はそうした室蘭ナンバーをつけた札幌営業所所属のスクールバス向けの路線車がいくつか存在していました。
95年式ですのでかなりの経年車となってきましたが、今もこうして生き残っており、再び会うことができました。 道南バス内でも屈指の経年車になってきているものの、他のクルマのように置き換えられたりしないところを見ると、あえてのこしているのではないかと思えるのですが、もしかすると今や全国で生き残っているMP+富士7Eは道南バスと拓殖バスに移籍した2台のみかもしれませんので、末長く活躍し、出来ればなんらかの形で退役後も鉄くずになることなく、保存や第三者に引き取られて保存されればいいなと願うばかりです。 |
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