
そろそろ夏ダイヤ改正の時期になってきました。ダイヤが夏ダイヤ改正も冬の終わりを実感するものの1つのように感じますが、現在札幌ターミナルー千歳駅前で運行している北海道中央バスの急行千歳線にこのダイヤ改正ではメスが入れられることになりました。
現在大体1時間に1本程度で運行されている急行便ですが、これが大幅減便・・・というかほとんど廃止のような状態になってしまうようです。 札幌ターミナルー千歳駅前という急行便はなくなるわけではありませんが、1日1往復程度しかなくなるようで、これでは大幅減便というよりほとんど廃止ではないかと思ってしまうほど。そしてその代わりに新設されるのが札幌ターミナルー柏葉台団地・希望ヶ丘中央の急行97系統ですが、こちらも便数はそれほど多いわけではないようです。ということで、札幌都心と千歳市内の結びつきがものすごく細ってしまう形になるようですが、札幌都心と千歳市内を結ぶ路線というのは、結構歴史のある路線だけにほぼ廃止という形になるのは残念な限りです。
近年バスだけでなく鉄道も長距離便をやめ、細切れにすることが多いですが、乗り換えなしで行ける便利さというのは失われつつあるのかもしれませんね。 確かにバスに関しては近年のドライバー不足の影響があるのでしょう。ドライバー不足から長距離便を運行するのが難しくなってきているということなのかもしれませんが、乗務員不足がいろんな形になって表れて来ているなと感じます。
おそらく次の冬ダイヤ改正や来年の夏ダイヤ改正辺りで急行千歳線は廃止され、札幌ターミナルー千歳市内間の繋がりは経たれてしまうことになるのではないかと思うのですが、小樽や岩見沢、夕張などへは都市間バスがあるのになぜ千歳にはないのか?と思うんですね。確かに空港連絡バスはありますが、千歳市内向けではありません。なので急行便に変わる千歳市内向けの都市間バスがあってもいいのでは?と思うのですが、やはり難しい話なのでしょうかね。千歳駅前方面へバスで行こうとすると結構めんどくさいことになるんですよね。
さて今日の画像ですが、ほぼなくなる急行便のものを。LED表示だとなんだかわからないので、ちょっと古いところを出してみました。 急行便と言えばロマンス車でしたし、私も何度か乗ったことがありましたが、こういう特別感も失われてゆくのでしょうね。
札幌ターミナル発着の千歳方面行と言えばかつては普通便、急行便共に随分運行されていたように思うのですが、今や風前の灯状態ですからね。変われば変わるものです。 |
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