キハ183系に代わり北海道の新たな特急列車の顔となりつつあるキハ261系。キハ183系だけでなく、今後キハ281系やキハ283系などもキハ261系で置き換えてゆくことになるようなので、まさにキハ261系一色という状態になりそうですが、そんな中今日の話題は増殖し続ける1000番台ではなく基本番台の方。 20年前宗谷線急行を置き換えて登場したのがキハ261系0番台で、キハ261系の始まりはこの車両からだったということにもなるわけですが、そんなキハ261系もデビュー20周年を迎え折り返しどころか10年以内に置き換えられるという時期になってきました。 ここ数年はトラブルも多く、よくノースレインボーなどで代走していたりするので、キハ283系同様通常より置き換えが早く来る可能性もありそうです。
宗谷線急行を置き換えてスーパー宗谷としてデビューしたキハ261系0番台ですが、今ではキハ183系に代わってサロベツまで務めるようになったものの、北斗、おおぞら、とかちからスーパーが取られるよりも先にスーパーが没収され、宗谷となり、今ではすっかり地味な存在になってしまった感じですが、そのキハ261系0番台も少しずつ変化しています。
Tilt261というロゴが入っていましたが、こちらがHET261になっています。 元々製造時にはこのロゴというのは入っておらず、青一色の頭でしたが、デビュー前に入れられたのが傾きを表すTilt261というロゴでした。それが車体傾斜システムの停止を受けてHETに変更となっているわけですが、14年からこのロゴの変更が少しずつ行われており、既に元のロゴは消滅したものと思われます。
なおこおの車両、新車のようにきれいですが、今年1月に全検出場しているようです。撮影時では出場から1ヶ月ほどといった感じでした。
続いてこちら
側面表示機に妙な違和感を覚えました。幕式なのかLED転換なのか・・・と思い、高速シャッターにして撮影してみたところ、文字が切れて写ったのでLEDに交換されているということに気付きました。
もしかするとこの車両の場合検査入場して今年1月に出てくるまでの間に交換されたのかもしれません。
まだ新しいLED表示機での表示はこの回送以外見たことないのですがどのように表示されているのか気になります。 白色LEDなのか、フルカラーLEDなのかもこれだけではちょっとわかりませんし。
だんだん早いもので経年車となって来ているキハ261系0番台ですが、こういうお手上げが多少なりともちゃんと行われているようですね。
こういうことが可能であるならば、幕式の721系や731系、キハ201系にも出来るということにもなりますね。ただどちらも経年車、もしくは予備軍ですし、台数も多いですからキハ261系のように今更お金をかけて交換してもらえるとはちょっと思えませんが。
まあ私個人としては幕式でいてくれた方がありがたいんですけどね。 |
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