
先月のダイヤ改正でスーパーが取られてしまった列車シリーズ、これまで北斗、とかちと取り上げてきましたが、今日は最後に残ったおおぞらを。
少し前にキハ261系のおぞおらをちらりとご紹介しましたが、今日はキハ283系のおおぞらです。
デビュー以来、イレギュラー時以外ではずっとスーパーおおぞらを守ってきたキハ283系ですが、ついにスーパーを没収される時が来ました。 私としては、次世代の車両、今でいうキハ261系がデビューした時には格下げになっておおぞらになることがあるんじゃないかとは思っていましたが、まさかこんな形でおおぞらになるとは思いませんでした。
おおぞらのヘッドマークはこれまで札幌運転所公開などでも見たことがありましたが、改めて見てみるとスーパーが取れただけなのに「あれ?こんなだったっけ?」という印象を受けました。赤いSUPERの文字がないだけでだいぶ印象が変わります。スーパーの文字がいかに小さいながら大きい存在だったかを知った気がしました。
それにしてもおおぞらだけではないでしょうか、キハ283系とキハ261系でヘッドマークのデザインが異なるというのは。とかちはキハ261系で統一されていますが、北斗はまだキハ281系が頑張っているものの、こちらは2系列ともに同じデザインのヘッドマークですからね。 私の好みとしては見慣れてる見慣れてないを抜きにしてもキハ283系でしょうかね。 日本語表記と英語表記で羽を広げているタンチョウが左右で入れ替わるというちょっとした遊び心がいいなと思うんですよね。 最近のヘッドマークはシンプルなものが多いですが、こうした遊び心がもうちょっと合ってもいいのでは?と感じる次第です。
このキハ283系、思った以上に早く全廃しそうな感じですので、キハ283系のおおぞらが見られるのも意外と短い間だけに終わってしまうのかもしれません。
それにしてもコロナの影響があるにせよ、かつておおぞら系列は10両や11両、稀に12両編成ということもあったほどですが、この写真の列車だと10両編成の半分ですからね。存在感が薄れてしまったな〜と思わざるを得ません。 10両以上になると確か新札幌駅のホームにかからない車両があったはずですね。 私も何度か11両編成のスーパーおおぞらというのを見たことがありますが、あんな時代はもう来ないのでしょうね。 |
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