今日は函館バスから1台。 今日ご紹介するのは函館バス函館営業所所属の函館200か936、三菱ふそうエアロクイーン・ハイウェイライナーです。
函館バスは今年4月のダイヤ改正から新たに高速はこだて号の共同運行に参入しましたが、このクルマはそのはこだて号運行に伴い用意されたものの1つ。全部で4台用意された長距離路線車ですが、うち2台はKL代とPJ代のエアロクイーンT、2台がMS0系のエアロクイーンとなっています。
このクルマはそのうちMS0系の方で、函館バスが導入したこの2台が19年版のエアロクイーン長距離路線仕様車となりました。函館バスとしてもMS0系は初導入ではないでしょうか。
北海道中央バスが主体となって共同運行する都市間路線バスに新たな事業者が参入するのは何年ぶりになるでしょうか。
そしてこのクルマ、道内各地に色々な長距離路線が運行されていますが、大体はそれぞれの事業者のオリジナルカラーという感じだと思いますが、こちらのクルマは函館バスとは分からないような、イメージを一新する路線車らしからぬカラーリングで登場しています。 そもそも函館バスの社名がほとんど見当たりません。一方ではこだて号の文字が目立ちます。 また車体には函館の名所や名物が描かれ、旅する心をくすぐるようなデザインになっているのが特徴的ですし、そもそもベースカラーが青から黒へと変化するグラデーションが用いられています。
函館バスではこの他貸切車で同じデザインながら、函館夜景号と称したクルマも登場しているようです。
フロントにはシグネチャーライトがなく、側窓1枚目に入るエンブレムもありません。エンブレムは非装備というのも可能なんですね。
リアです。
フロントは青、リアは黒と前後で色が異なります。 フロントにはシグネチャーライトがありませんが、リアには装備されているというのも特徴的ですね。
最近は長距離路線車でもSHDではなくHDを選択する事業者も増えてきており、はこだて号を共同運行する北都交通もHD車を採用していたりしますが、函館バスはSHD車を選択しています。 やはり長距離路線車はSHDの方が貫禄があっていいなと感じます。 ただ意外なのは希望ナンバーではなく払い出しナンバーでの登録なんですね。にしても意外と函館200ナンバーって進みが遅いんですね。もっと進んでいてもいいような気もするんですが、旭川や室蘭200よりも進んでいない感じです。
共同運行する長距離路線は札幌方とそれぞれの地方方持ちがあるのにはこだて号だけなぜ函館方の事業者がいないのだろうと思っていましたが、これでようやく函館方持ちの運用ができたことになります。 現在のところ函館バスは2便担当しているようですね。もう1台のMS0系もさることながら、KL、PJ代の方も気になるところです。 |
|