
おおぞらにも進出したキハ261系ですが、これまで運よく幕式のヘッドマークでしか見たことがありませんでした。そんな中先日ようやくLEDの方で見ることができました。 デザインは幕式と同じデザインですが、幕式は上3分の2程度が白抜きなのに対し、LEDになると青がベースになるんですね。
青ベースと言うと北斗もですが、同じ青ベースでもおおぞらと明らかに遠目で見ても分かるのがおおぞらのHMです。
さてこのおおぞら、よく考えると3回デザインが変わっているんですよね。白地に文字だけの時代を入れれば4回、フォントがひらがなからアルファベットに変わったというのも入れると5回でしょうか。
まず文字だけのものから青地にタンチョウが2羽描かれたもの、そしてキハ283系のものを経て現在のデザインになっています。 キハ261系にキハ283系のデザインが引き継がれなかったということは、キハ283系で使っているデザインはキハ283系限定のものということになるのでしょうね。そしてキハ283系の終焉とともに消えてゆくことになるのでしょう。
そしておおぞらがスーパーおおぞらになり、再びおおぞらに戻った今、HMのデザインも戻るのかと思いきや、全く新しいデザインに刷新されてしまいました。
考えてみるとこの数々のデザイン、おおぞら系列を今まで運行してきた車両ごとに与えられたデザインとも言えるのかもしれませんね。運用にあたる車両が変わるとHMのデザインも変わるということになるのでしょう。
では北斗やとかちではどうかと言えば必ずしもそうではないですからね。特に北斗のデザインは文字だけの時代からイラスト入りになって以来、フォントの違いはあれど、ほとんどデザイン的には変更なくキハ261系にも受け継がれていますから、おおぞらがいかにころころHMのデザインを変えて来ているかというのも見えてくる気がします。
フルカラーLEDであれば、キハ261系でもキハ183系のおおぞらのデザインの表示ができそうな感じがしますが、ちょっと見てみたいものです。
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