
今日はニセコバスから1台。 今日ご紹介するのはニセコバス小樽営業所所属の札幌200か662、三菱ふそうエアロバス・スタンダードデッカーです。
このクルマは02年に北海道中央バスが新製導入したKL代のエアロバス・スタンダードデッカー。 トイレなどを装備しない所謂ノーマル車で新製配備は真栄営業所。その後余市、札幌東、真栄、、余市、札幌北と転属を繰り返してきたクルマで、昨年4月に中央バスグループであるニセコバスへ転属しています。
ニセコバスでは乗り合い車で使われているものの、高速路線を持っていませんのでニセコバス転属をもって事実上高速路線車を降りたということになるのでしょう。
それにしても幕式表示機をつけた高速型ってまだ残っていたんですね。ドア横のステッカー台座も今では懐かしいアイテムになりつつあります。
この代で幕式表示機が最後となり、翌年導入分からはLED表示機を行灯部分ではなく、フロントガラス内側に設置するというスタイルでLED表示機が採用になっています。
そういえば一般路線車では幕式からLED表示機への転換したクルマは随分ありますが、高速型で幕式からLED化したというクルマはないように思うんですがなぜなのでしょうね。
今年で18年目となるこのクルマ、一般路線車でも置き換え時期となる年式ですので、高速型としては随分長い気している方ではありますが、ニセコバスでもいつまで活躍できるのかという感じでしょうかね。
なんだか久々に幕式表示機のクルマを見た気がしましたが、一般路線車では中央バスグループからつい先日幕式表示機が全廃しており、高速型を含めるとあと何台幕式表示機のクルマって残っているのでしょう。 バスの幕式表示機自体が珍しい時代になってしまいましたので、もう幕式というのは過去の遺物ということになって来ているのでしょうね。中にはバスの幕式表示機を知らない、見たことがないという子供もいそうなものです。 一方鉄道の方では案外しぶとく残っていますね。 |
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