今日は北海道中央バスの路線車を１台。
今日ご紹介するのは北海道中央バス西岡営業所所属の札幌２００か１６４３、いすゞエルガＬＴです。
このクルマは０５年に北海道中央バスが新製導入したもの。エルガの大型ショートであるＬＴはいすゞのモデルがキュービックからエルガにシフトして以来中央バスではメインで導入し、フルサイズのＬＶが限られた数しか導入していないという状況でしたが、その中でもこの０５年式のものはジェイバス名義に変わってからのもの。ただジェイバス製のエルガＬＴはこの世代のみで次の導入からはエルガＬＴの製造終了によってフルサイズに移行しています。
エルガＬＴが継続的に製造されていたら、中央バスではまだまだＬＴを導入し続けていたのでしょうかね。であれば半強制的にＬＶへ移されたとも言えるかもしれません。
さてこのクルマ、ごく最近車体更新を受けたようで新車のような姿を取り戻していました。この０５年式は新車で配備されまだ運用前という姿を見ている世代ですが、もう車体更新を受ける時代になったんですね。何気に１５年前になるんですものね。エルガＬＴの中でもまだ新しい部類と思っていましたが、このクルマと同じ年に生まれた子供たちが高校に通うために乗ることがあるというほど月日が流れたわけですね。もう５年もすると引退となり、エルガＬＴとしては最新の世代が消滅することで中央バスからエルガＬＴが全廃ということにもなるのでしょうね。
ちなみにこのエルガＬＴは直６のエンジンですが、現行モデルのエルガはフルサイズにも関わらず搭載している直４エンジン。しかしエルガＬＴの方は２２５馬力なのに対して現行の直４エンジンが２５０馬力。ターボエンジンとはいえ現行型のエンジンがいかにハイスペックかがわかりますね。 |
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