
先日721系6連の普通列車を撮ったところ、後ろ3両にF−1009が入っていました。中間に中間先頭車のuシート車が入っている姿、なんだか懐かしいなと感じたんですが、昔はこうだったんですよね。特にuシートが赤帯の時代がそうでした。
前3両が130km運転非対応車なのでヘッドライトがHIDになっていませんので、120km運転時代のエアポート編成のような、でもuシートの帯は青いという昔じゃあり得ない組み合わせでもあります。
721系も22年度から置き換えが始まるとのこと。たぶん733系がさらに量産されて置き換わっていくことになるのでしょうけど、そうなるとデッキがあってクロスシートという北海道らしい車両がなくなってしまうのでしょうね。
今ではすっかりロングシートが大半を占めるようになってしまった北海道の3ドア電車ですが、少し前久々に721系に乗る機会がありました。ちょっとの距離だったんですが、久々に横ではなくまともな向きで乗れたわけですが、ロングシートに飼いならされてしまった今、改めて721系に乗るとなんだかとってもいいところに旅行にでも行くような気分になりました。721系がなくなってしまうとそうした気分も味わえなくなりますし、列車で進行方向を向いて座るという基本的なこともできなくなってしまうのでしょうね。 ロングシートはちょっとの距離ならいいかもしれませんが、比較的長い時間のることになるとちょっと嫌ですね。横に引っ張られるのもそうですが、窓からの景色があまり見えないというのもせっかく乗ったのに・・・という感じになってしまいます。これが観光客ならもっとがっかりかもしれませんね。 まあエアポートにはuシートがありますが、まともな向きを向いて座りたいなら余計に金を払え、ということなのでしょうかね。 通勤時間帯には不向きだと私も思いますが、観光地北海道には特にクロスシートの車両は必要だと感じます。 |
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