レカ郎写真記


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...... 2020年08月01日 の日記 ......
■ 日野プロフィアの検診車   [ NO. 2020080101-1 ]



今日は先日見かけた検診車を1台ご紹介です。

検診車には大きく分けると2種類あり、トラックを改造したものとバスを改造したものがあります。とはいえ最近では色々な車種を改造したものが出て来ていますので、一概には言えませんけどね。

今日ご紹介するのはトラックを改造したもの。一見すると検診車はどれも真四角い形状なのでバスと見られがちですが、どちらかと言うとトラック改造のものが多い気がします。

今日ご紹介するのは日野プロフィア改造の検診車。初代プロフィアですのでスーパードルフィンプロフィアの時代。いつ頃のクルマかは不明ですが、フロントグリルの形状からすると初代プロフィアの中期に当たるモデルではないかと思われます。
中期は94〜98年の製造ですので、それなりに経年しているクルマとなりますが、検診車ですので検診車用にモデル移行後も製造されていたというのであれば話は変わってきます。パトカーなどでは一般モデルではモデルチェンジしていてもパトカー用に旧型落ちしたモデルを引き続き生産し続けるという例がありますので。


プロフィアといえば日野のトラックでは大型に分類されるものですが、それにしては尺が短いですね。大型ショート相当ではないかと思われます。

検診車の魅力の1つとして通常バスでもトラックでも使わない部品を色々と使っている点。前後についているドア1つ見てもバスでよく見られる折り戸ながらバスではこんなタイプの折り戸は採用されていませんのでオリジナル品と思われます。
また側窓も引き違いが採用されています。引き違いの窓と言えばバスの運転席で見られますが、それともタイプが異なるようです。そして助手席側には開きそうに見えて開かないというかドアではない車体部分に確認窓が付けられているのもトラック特有の装備ですね。

標準タイヤを履くため地上高も高くなっています。
検診車って結構な割合で今もホイールカバーを装備している気がしますが、このクルマもホイールカバー装備です。
昔はトラックも貸切タイプのバスもかなりの割合でホイールカバーを装備してましたね。トラックの場合ホイールカバーの中に軍手が放り込まれて閉じ込められているという光景も時々見ました。

おそらくこうした検診車は出来あがったシャーシだけを車体架装メーカーに送って検診車として製造されていくのだと思いますが、どのように製造されていくのが見てみたいものです。価格も色々な装置が載っている分高そうですね。

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