
先日撮影中に聞きなれない音と共に見慣れない飛行機が飛んで来ました。そこでとっさに撮ったのが今日の写真。 この機体は今年4月から北海道エアシステムが導入し運行を開始したHACとしては初の置き換え機であるATR42−600です。
1度飛行中のシーンを見たことがあったのですが、捕えたのは今回が初。300mmレンズでデジタル換算480mmの状態で撮ったのでピントがいまいち・・・というかしっかり合わせる余裕がなかったのでこの程度ですが、なんとか撮ることが出来ました。
HACとしては初の置き換え機となり、かつATRは初導入。国内でも採用例は少ないようですね。
ただモデル自体は40年近く前のモデルということで、モデルチェンジは重ねていますが、基本構造は変わっていないようです。
これまでHACはサーブの340を使用してきましたが、比較してみると見た目の違いが地上からでもはっきりわかります。
一番わかりやすいのは翼のつき方。これまでのサーブはジェット機などでよく見る機体の側面に取り付けられたものでしたが、こちらは主翼が高翼配置で機体が背負うような、ルーフから生えるような形でついている点です。 そして垂直尾翼の翼も上の方についているのが分かりますね。
そして地上から見てわかる特徴・・・というか、飛行中地上から見ないと分からない面白い特徴としては、タイヤは露出して格納されるという点。前輪は格納されますが、主脚は格納はされるものの、扉はなくタイヤの側面が丸見えという状態で飛行します。 写真では着陸に向けてギアダウンしている最中という状態なので分かりにくいですが、地上から見ても面白い特徴を持っています。
エンジンやプロペラ、プロペラの形状がサーブとは違うためでしょうか、今までのサーブは飛んでくると「ブ〜ン」というような音でしたが、こちらは「シュルシュルシュル」というような音で飛んでくるので音でもはっきり違いがわかります。
今後置き換えによって増えていくと見られるATR42、しばらくはサーブも見られそうですが、この新しい機体を今度はもうちょっとまともに撮ってみたいというのと同時に、サーブの方も撮っておかなきゃな〜なんて思っているところです。 |
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