
今日札幌市電に新しくシリウスこと1100形の4、5号車が搬入になったそうです。 1100形はポラリスことA1200形とは異なり、連接車ではなく従来通りの単車ですが、当初は札幌初の3両編成の連接車として注目を集めましたが、利用しにくいなどの問題があり、結局のところその後開発された単車の1100形に落ち着いたという感じでしょうかね。
にしてもこれで低床車は双方合わせて8両ということになりますので、さすがにここまで増えれば旧型の肩身が狭くなるというもの。電車事業所の収容量の問題もあるでしょうから、旧型車がいよいよ廃車となってくるのかもしれませんね。 確かに低床車は利用しやすくていいのかもしれませんが、全国的規模で見ても珍しいヨーロピアンスタイルの車両をなくしてほしくないなとも思うんですよね。ヨーロピアンスタイルの車両をなくしてしまったら、別に札幌じゃなくてもどこでも見れるような車両ばかりになってしまい、札幌の市電らしさがなくなってしまうようにも思うんですよね。それに60年以上になる車両もありますから、そこまで長く活躍していると市民にも定着しているでしょうから、なくしてしまうとそれはそれで寂しいものになってしまい、市電がただの移動手段にすぎない存在になり下がってしまうのではないかなと思うんですよね。
さて今日は後ろで新車の納車イベントがあったことなどつゆ知らずに今日撮った1100形を。 先日今更ながらようやく初めてA1200形の方に乗りましたが、さすが新しい車両だけあって加速がいいですね。ただ電停間が短い他に信号まであるのでその性能を十分に発揮できないまま停車と発進を繰り返している状態だったので、ちょっともったいないな〜というのと、本気モードのA1200形を体感してみたいなと感じました。 1100形にはない横ではなく縦向きの座席があるというのはいいですね。やっぱり人間は横に引っ張られて乗るのではなく、ちゃんとした向きに座って乗り物には乗るべきだなと改めて感じました。 |
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