昨日の記事でチラリと昨日札幌市電の1100形に4台目5台目となる車両が納車になったと述べましたが、今日も電車事業所の近くまで行ったので、ついでにちょっと寄ってみました。 まあ昨日納車して今日外に出てくるわけがない、納車後の点検、整備があるはずだしと思いつつ、淡い期待を抱いて行ってみるとなんと外に出て入れ替えをしているではありませんか。
こちらが今回納車になったうちの1台、1104です。 まだシリウスのステッカーが貼りつけられていませんね。 外に出てるとしても自走出来る状態ではないだろうと思っていたんですが、外して輸送されてきたパンタグラフも装着され、すっかり自走出来る状態です。JRの車両ではこんなすぐには自走しませんね。 他の車両もそんなに古いわけではないので、さすが新車で他の車両と比べるとピカピカだという印象はないものの、足周りなどがきれいだなという感じはします。
続いて1105です。
こちらもまだ初期設定の状態です。ただ今にも営業運転に入りそうな感じですし、どちらもきちんとLED表示が出た状態ですので、入れ替えで電車事業所の出入り口をちょっと越えた辺りまで行った時には早速営業運転に入るのかと思ってしまったぐらいです。ただ車内を見ると座席が抜けていて機器類が見られましたので、まだなんだなとわかりましたが、考えてみれば札幌市電でこういう場合によく出しているはずの回送表示ってあまり見たことがないですね。 ちなみに奥に止まっているのが先ほどの1104です。
入れ替えを見ていて思ったのは、前後の切り替えがかなり早いという点です。普通鉄道だとスイッチ類を色々切り替えたり、ATSを切ったり入れたりという作業があるので前後の切り替えというのはちょっと時間がかかりますが、市電はあっという間ですね。ATSなどが付いていないためでしょうか。
ポイントの切り替えなどで乗務員さんが出入りしていたんですが、客室のドアから出入りしていて、結構めんどくさそうな感じがしたので、乗務員用のドアというのが別にあってもいいのかもしれません。ただギチギチに詰め込んでいるのでスペース的に難しいでしょうかね。
最後に1104と1105の並びです。営業運転までどれぐらいかかるのかわかりませんが、今すぐ営業運転に入れそうな感じもしたので意外と早いかもしれませんね。
そうなるとやはり気になるのが古参車の存在。最も古い車両は210形ですが、パンタグラフがZ形のままという更新を受けていない車両も結構見受けられますので、ラッピング車両になっていない未更新車辺が危ないかもしれませんね。当然M101も気になる存在ですが。
そういえばM101を3300形のように更新するという話がありましたが、それをせず1100形を継続的に導入しているところを見ると、M101の更新という話はなくなったということなのでしょうかね。 そうなると廃車か存続かの2つに1つになるわけですが・・・。 |
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