今日はDE10 1691号機を取り上げてみました。
現在札幌運転所で入れ替えや配給列車の牽引を行っている機関車の1つがDE10 1691号機です。
こちらがその1691号機。札幌圏だと1600番台の機番はあまりなじみがなかった感じがしますが、DD51なきあとに札幌運転所へ出入りするようになったものと思われます。
元々は75年に日本車両で製造され帯広へ配備され、84年からは釧路、97年からは函館、16年に旭川と渡り歩いています。 函館では青函トンネルの救援用機関車という役目も担っていたようですが、道東、道南中心に活動してきたカマなので札幌圏ではあまりなじみがないカマなのでしょう。まあそれを言えば機関車目線でもそうなのでしょうね。
写真ではちょっとわかりにくいですが、ラジエーターのファンの回転確認部分に北海道カマらしく三つ葉マークがついています。
逆エンド側です。 やはりDE10や15はボンネットの長い側が見た目がいいなと感じます。
DD51の親戚みたいなカマですが、ボンネットの長い側が3軸、短い側が2軸という変則的な足回りにより、独特のジョイント音を出すのがこの手のカマの特徴でもありますね。
DD51なき後もDDサウンドがかろうじて感じられるDE10やDE15ですが、そう先の長いカマとも思えませんのでいつまでその姿を見て音を聞けるかですね。 新製からあちこち渡り歩いて来たこの1691号機も旭川が最後の地となってしまうのでしょうかね。 |
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