
先日久々に札幌市電の8500シリーズの8520形に乗る機会がありました。8500形、8510形、8520形で形成される8500シリーズ、85年に札幌市電では20年ぶりとなる新造車として導入になり、88年に導入になった8520形がラスト。意外にも昭和のうちに導入が終了している車両でもあります。
さてこの8500シリーズ、昔から同じ札幌市交通局で導入した地下鉄の3000系とよく似た部分が多いように感じています。 外観はもちろん異なりますが、内装に目をやると、シートモケットや化粧板など細かい部分で3000系の匂いを感じるんですね。それもそのはず、3000系も大体同世代の車両ですし、製造元も同じく川崎重工。となればある程度同じ部品を使っていてもおかしくないはずです。 3000系なき後、わずかに3000系を感じられるのが8500シリーズなので、乗る度にちょっと懐かしさを感じているわけです。
それにしても初期の8500形は35年目になるんですね。全然そんな古さを感じませんが、ヨーロピアンスタイルの車両が動態保存並みに古いため薄れがちですが、この8500シリーズも結構なお年になっているんですよね。 |
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