
昨日はこの秋廃車となった札幌市電242号のご紹介でしたが、こんなカットも撮っていたなと思って今日はそちらをご紹介です。
今日は210形の212号と1100形の1104号の並び写真。 210形は動態保存のような札幌市電の中でも最も古い形式で最古参車。対する1104号は以前ご紹介した通り、この秋1105号と共に入ったばかりの最新鋭車。最も古い車両と最も新しい車両の並びというわけです。
運転台の低さからも1100形のローダウンぶりがうかがえますが、運転台を高い位置にというJR北海道の車両とは同じ鉄道の車両でも正反対な考え方だなと感じます。
車体のスマートさで言うと210形かなと思うんですよね。1100形は台車の一部が車体と化しているのでちょっとその部分が張り出しているのでゴツゴツした印象を受けます。
長らく動態保存状態だった札幌市電の車両も置き換え事業がいよいよ進められるようですから、こうした並びもそのうち見られなくなるかもしれませんね。
ツーマン時代を知っている車両もこれまでなのかもしれません。
そういえばA1200形から乗降中の表示が廃止されていますね。3300形ではLED表示になっても健在だったんですが、そういう意味でもA1200形以降の車両は札幌市電の伝統をいろいろ捨てた車両とも言えるのでしょうね。 |
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