レカ郎写真記


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...... 2020年11月14日 の日記 ......
■ 南北線のフルカラーLED   [ NO. 2020111401-1 ]



先日ようやく札幌市営地下鉄南北線のフルカラーLED転換車に巡り合いました。ちょうどカメラを持っていましたので、ようやく撮影することができたんですが、東西線の8000系に比べて5000系の方は転換は進みが遅いようです。もしかすると8000系より古い車両ですから、まだ先がある8000系では転換を進める一方、5000系ではもうあまり手を入れないようにしているという感じなのかもしれません。

何気に5000系も今年最も古い車両で車齢25年となりますので、もう5年もすると置き換え時期になってしまいます。一番列車に乗りに行ったのを今でも覚えていますが、もうあれから30年になろうとしているとは・・・。
まだ全然古い感じはしませんし、途中で中身も変えていますからまだ使えそうな感じですが、交通局がどう判断するかでしょうね。

さてそのフルカラーLEDの表示機ですが、8000系のものとほとんど違いはないようです。とはいえ、先に導入したのが5000系なんですけどね。
ただ表示内容が異なっており、5000系では背景に星マークが表示されますが、8000系では時計台のイラストが表示される仕組みになっています。この辺り路線別の差異があって面白いなと思うのですが、東豊線では望めませんね。東豊線ではもうLED表示機ではなく液晶パネルですので。あえて言えば行先表示のLEDを今後フルカラーに転換するかどうかといった感じでしょうか。でも9000系が導入になった頃はすでにフルカラーLEDも採用している時期ですので、なぜ9000系でフルカラーLEDを採用しなかったのかという疑問が・・・。

さてこの車内側の表示機、私個人としては見づらいように感じます。ネオンサインのように何か国語にもわたって表示が次々変わるんですね。それが逆に見づらい。いろいろな国からのお客さんに合わせたのでしょうけど、ハッキリ言って英語表記1つで十分だと思います。というのは、この表示内容にある中国語、韓国語を使う人たちの方が日本人より英語力があり、英語表記だけで十分と聞くため。逆に日本人のちょっとおかしな中国語表記やハングル表記に違和感を覚えていることもあるんだとか。
そして利用者の多くが日本人なわけですが、その日本語表記が見づらくなっているというのはどうなのかなと感じるんですね。
案内看板などでも日本語を小さくして何か国語にもわたる表示をしたがために日本語が見づらくなっているというのも問題だと感じていますが、外国人利用者にそこまでおせっかいをやかなくてもいいのでは?と思うんですよね。
だって日本人が海外に旅行しに行った場合、現地でいちいち親切に日本語の案内表示なんてしてくれてませんから。最低限英語ぐらい読めるようになってから来いというスタイルなわけですから、日本もそれでいいのでは?と感じてしまうのです。
しかも外国人観光客がほとんど入ってこなくなった今となっては、この何か国語にもわたる表示は何の意味もなさない代物になってしまっていますからね。ただただチョロチョロ表示が切り替わって見づらさだけが残ってしまった気がします。

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