今日はニセコバスから1台。 今日ご紹介するのはニセコバス本社所属の札幌200か1758、日産ディーゼル+西日本車体工業02MC・ネオロイヤルC−T スペースアローです。
このクルマは今年ニセコバス入りしたADG代のスペースアロー。 元々はご存じの通り北海道中央バスが06年に新製導入したもので、新製配備は札幌北、その後08年に岩見沢へ転属して活躍してきた個体です。 トイレなどを備えないノーマル車で導入されたこのクルマはモデル自体がATを標準装備している関係で、高速車としては初のAT車となったほか、世界No.1のクリーンディーゼルエンジンを売りにした尿素SCR触媒採用のエンジンを搭載しているという特徴があります。
私も2年ほど前初めてこのクルマか連番の1757方だったかは忘れましたが、乗車する機会がありこのクルマを体感することができましたが、エンジン音が非常に静かだという印象でした。
そんなクルマが今年になって中央バスを離脱、そしてニコバスへ移転となりました。1757はニセコバスへ転属したようだとは耳にしていましたが、こちらもそろってニセコバスへ転属していたようです。
おそらく高速路線を降りてしまったであろうこのクルマ、余生をニセコバスで過ごすことになるのでしょうね。にしてもニセコバスの日産車っていつ以来でしょうか。おそらく札幌200か51以来なのでは?と思いますし、高速型だとさらに札幌22か26ぐらいまでさかのぼらななければならないかもしれませんね。
本体を離れ、高速路線を降りたこのクルマ、まだ古い感じはさほどしないものの、第二の人生を歩み始めているということは廃車もそう遠くない将来にやって来るということになってしまうのでしょうね。
ちなみにニセコバスではこんなクルマも整備中でした
札幌200か2170もニセコバス入りのようです。 リアはすでにニセコバスの社名が入り、側面の中央バスロゴが消された状態になっています。
このクルマ、エンブレムでわかる通りエアロエースながらも日産ディーゼル名義のスペースアローAで一応日産車。今までニセコバスの歴史を見ても少数派だった日産車が急拡大といった感じでしょうかね。
このクルマも早いもので高速路線を降りてしまったようです。 新製配備は札幌北で10年に月寒へ転属してから9年間も月寒で過ごし、その後真栄、余市、岩内と点々とした後、コロナの影響なのか今年は格納になっていたクルマですが、格納が明けたらのニセコバスの一員になっていたようです。ニセコバスとしては初のMS9系になるでしょうかね。
以前は初代ブルーリボンやMS7系のエアロバスが残っていたりしたものですが、ここ5年10年でニセコバスは飛躍的に車両が若返った感じがします。 |
|