
今日は北海道中央バスから1台。 今日ご紹介するのは北海道中央バス真栄営業所岩内相生車庫所属の札幌200か1973、三菱ふそうエアロバスです。
このクルマは07年に中央バスが新製導入したPJ代のエアロバス。 この代のクルマが中央バスにおけるMS8系エアロバスの最終導入グループとなりました。
この代の面白いところは、ロゴとエンブレム。同時に導入したクルマなのにフロントガラスの左下に入るFUSOマークが新製時には入っていなかったものの、1年後くらいには入っているものがあったり、ずっと今も入らないものがあったりしますし、フロントの中央部分には元々スリーダイヤマークが新製時についていなかったものの、このクルマのように後付けでついているクルマがあったり、今もつかないクルマがあったりとまちまちで同期車とは思えないほどの違いが見られます。
同期車はノーマル仕様で導入になったクルマもありますが、こちらのクルマは後部トイレを備えています。
さてこの07年に最終導入分として入ったMS8系のエアロですが、徐々に中央バス本体を離れるクルマが増えてきたり、中にはいち早く除籍され解体になったものが出たりしています。 中央バス本体に残るクルマがだんだんと少なくなってきている最終導入分のPJエアロですが、中身はすでに次期モデルであるMS9系エアロと言ってもいいクルマながら第一線を退く時代になってきました。まあ早いものではMS9系ですらニセコバスへ転属するものが出てきていますので当然と言えば当然なのでしょうが、中央バスの高速路線を長らくメインで支えてきたクルマのうち、日野車は初代セレガがほぼ中央バスからほぼ消滅、そしてMS8系の最終グループもまもなく消滅しようとしているほか、いすゞ車も初代ガーラがすでに全廃。見慣れた中央バスカラーを纏ったMS8系ももう見られなくなるのでしょうね。また1つの時代が終わろうとしています。 |
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