レカ郎写真記


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...... 2020年12月22日 の日記 ......
■ 地球照を撮る   [ NO. 2020122201-1 ]



地球照という言葉をご存じでしょうか。月は太陽に照らされている部を地球からみることができるわけですが、地球照は地球に当たって反射した光が月に当たってもう1度地球に戻ってくるとう現象。地球が反射した光で本来太陽が当たっておらず地球から見えないはずの部分がうっすら見える現象なわけですが、これを肉眼で見るというのはなかなか難しいもの。ただカメラだとそれを撮ることが可能なんです。それが今日の写真。

光っている部分が太陽に月が照らされている部分ですが、うっすら見えている部分が地球照で本来なら地球から見えない部分となります。

撮り方はいたって簡単で、露出が自由自在に操れる一眼レフなどでなくても十分可能です。

まさに地球と月と太陽が作り出す光の玉突き現象、半月を過ぎて月が満ちてくると見づらくなりますが、秋から冬は天体観測にはいい季節ですので、月を相手にちょっと遊んでみるというのも面白いかもしれません。

ちなみに月は常に太陽に照らされている部分が地球から見える部分となります。つまり月が光っている側で太陽の位置を知ることができるわけですが、この写真の場合は右側が照らされているということで夕方撮ったものということがわかります。逆に左側の半月や三日月は明け方見えるものとなります。三日月や半月の形で太陽の位置も知ることができるわけですね。

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